「Z会と公文、どっちがいいんだろう…?」
幼児〜小学生のお子さんを持つと、一度は悩むテーマではないでしょうか。
SNSでも「公文は続かなかった」「Z会は親が大変」という声が多く、どちらが合うのか分からず不安を感じている方もいると思います。
実は我が家でも、長男・次男で全く違う結果になりました。
- 長男 → 公文を幼児から習っている
- 次男 → 公文は合わず、試行錯誤しながら今も模索中
同じ環境で育っている兄弟でも、「性格・得意不得意・気質」によって、向き不向きが大きく分かれました。
次男はこれまでに Z会、公文、市販ドリル、チャレンジタッチ…とさまざまな教材を試してきたので、「結局どれが良かったのか?」というリアルな比較もお伝えできると思います。
この記事では、兄弟それぞれが公文・Z会を経験したリアルな比較と、タイプ別にどちらを選ぶべきかの結論 をまとめています。
教材の良し悪しではなく「お子さんに合った方法を選ぶこと」がもっとも重要。
これからZ会や公文を検討する方は、ぜひ最後まで読んで、後悔しない選び方の参考にしてくださいね。
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公文とZ会の違いをひと目で比較
| 公文 | Z会 | |
|---|---|---|
| 学習場所 | 教室に通う | 自宅で取り組む |
| 学習スタイル | プリントの反復で基礎力UP | 思考力・表現力を鍛える問題が多い |
| 続けやすさ | 先生の声かけで継続しやすい | 親の声かけが必要 |
| 親の負担 | 少なめ | やや多め |
| 伸びる力 | 計算力・処理速度・国語の量 | 考える力・記述力・理解の深さ |
| 添削 | 丸付けのみ | あり(添削が魅力) |
| 費用(目安) | 月7,700円〜(1科目) | 月3,900円〜(コースによる) |
公文とZ会の大きな違い
公文は 「反復プリント × 通塾」 という独自スタイルが特徴で、基礎学力を積み上げるのに非常に向いています。
先生の存在が強制力になり、継続しやすい点も大きなメリット。
特に 計算力・国語の読み量 が自然と伸びやすいのが魅力です。
学習の先取をできるのもポイント。
一方でZ会は 「自宅学習 × 思考力中心」。
1つひとつの課題が深く、じっくり考えるタイプのお子さんに向いています。
添削指導があるため、記述式問題に強くなり、将来的には 中学受験・高校受験に活きる力 を育てやすい教材です(受験向けの教室もあります)
どちらも優れているものの、

というイメージの違いがあります。
公文は、基礎をしっかり積み重ねながら、速く・正確にできる力を伸ばす学習法で、Z会は自分で考える力を伸ばす学習法になっています。
体験して思う「公文とZ会のリアルな違い」
私の子どもたちが実際に公文・Z会を経験して、特に大きいと感じたのは 「通塾か、自宅学習か」 という点でした。
「そんなの当たり前やん?!」と思われるかもしれません。
でも実際に幼児〜低学年で“毎週送迎する生活”を経験すると、この違いがどれほど大きいか痛感します。
公文は教室に通う必要があるため、幼児のうちはどうしても親の送迎が必須になります。
1教科30分ほどで終わることもあります。
「30分後にまた迎えに行くのか…」
「この中途半端な時間、どう過ごそう?」
と毎週悩むポイントでもあります。
一方、Z会なら完全に自宅で完結するため、送迎の負担はゼロ。
ただしその分、親が積極的に声かけしないと、テキストが手つかずになりやすいという弱点があります。
実際、兄弟がいて1人にじっくり付き添うことが難しい日が続くと、「今日はやらなくていいか…」が積み重なり、私のように “やらないまま1週間終わる” なんてことも起こりやすくなります。
公文は強制力がある分「やる環境に連れて行けばOK」なのが大きなメリットです。
さらに最近はリモート対応をしてくれる教室もあり、以前より柔軟に通いやすくなっています。
タブレット学習なども導入され、時代に合わせて進化しているのも魅力のひとつです。
一方でZ会は、柔軟に取り組める反面、どうしても 「やる工夫と環境作り」 が必要になります。
ただ、環境さえ整えば十分におうち学習が成り立ちますし、むしろ伸びしろが大きい教材だと感じています。
この “環境の力が強い公文” と “家庭で育てるZ会” の違いは、両方経験してもっとも大きく感じたポイントでした。

では実際に、公文とZ会を続けて どんな効果があったのか?次の章で、それぞれのリアルな成果をご紹介していきます。
【長男】公文を続けた理由と効果(実体験)

公文を始めたきっかけ
長男が公文を始めたのは5歳のとき。
もともと「英語をどうするか」で悩んでいて、ディズニー英語システム(DWE)も検討していましたが、予算の都合から 公文の英語+算数 を選びました。
長男は、小さい頃からこちらが教えなくても自然と文字や数字が読めるタイプ。
そのため、公文の教材の進め方がスムーズで、幼児期から楽しく取り組めていました。
小学校入学の頃にはすでに 計算力がかなり早くなり、英語についても「書く」ことができるレベルに成長していました。
公文を続けて良かった点
① 計算力が圧倒的に伸びた
② 毎日の学習習慣がついた
③ 子どもの状態に合わせて学習ペースを調整してもらえた
④ 英語の基礎力がつき、英検4級まで到達できた
公文は「反復で力をつける教材」と「教室という学習環境」がセットになっているため、長男の場合は学力面・習慣面ともに大きな効果がありました。
特に、計算力や英語の基礎がしっかり身についたこと、そして先生がその日の状態に合わせて負担を調整してくれたことで、挫折しそうになりながらもなんとか継続できたと感じています。

現在は 算数のみ継続していますが、学力の土台は確実に残っています。
大変だった点
① 宿題が負担で挫折しそうになる時期があった
② 先取りが進むほど“やる気維持”が大変になる
公文は成果が出やすい反面、進度が上がるにつれて難易度も上がってくるため、どうしても負担を感じる時期がありました。
プリントのカリキュラムは 「簡単 → 難しい → 簡単」 のように山あり谷ありになる構成で、難しい単元に入るとストレスが溜まりやすかったです。
特に学校の宿題とタイミングが重なると、親子ともにしんどい日が増えがちでした。
また、先取り学習が進むほど達成感は大きいものの、その分「続ける気力」を保つ必要があり、メンタル面のサポートも欠かせません。
全体として、公文は効果が大きい分、先生と相談しながらペース配分を整えることがとても重要だと感じました。
長男が公文で得たもの

これらは他の教材ではなかなか得られない、公文ならではの成果だと感じています。

実際に、学校のテストでも満点に近い点数を取れることが増え、子どもの自信にもつながりました。ただし、計算スピードが速い分、凡ミスが増えやすいという注意点もあります。
速さと正確さのバランスをどう取るかは、公文を続けるうえで意識しておきたいポイントだと感じています。
【次男】公文体験とZ会経験の比較(実体験)

公文の体験で感じた“違和感”
次男も長男と同じように公文を体験させましたが、そのとき 「あ、この子には合わないかもしれない…」 と直感しました。
次男は
- 修正点をひとつずつ丁寧に言わないと理解しにくい
- 状況判断や空気を読むのが苦手
というタイプ。
体験中、先生が次男に説明する際に、少し環境に馴染めてない瞬間があり、「この空気の中で毎週やるのは厳しいな…」と感じてしまいました。
次男自身は体験中こそ楽しそうにしていましたが、「じゃあ通う?」と聞くと、途端に表情が曇り、教室へ通うことに強い抵抗感を示しました。
集中力も長男とはタイプが違い、先取学習が次男には合っていないと強く感じました。
Z会の場合:自宅だからこそ落ち着いて取り組めた

私の「今ならできるかな」というタイミングで一緒に取り組めるので、次男も安心して学習に入れました。
ただし問題もあって——
親の私が誘導しないと学習を始めないため、テキストが溜まっていくことが逆にプレッシャーになってしまう時期がありました。

公文のように「教室へ行けばやる」という強制力がないため、結局、私のペースが止まると次男の学習も止まる、という悪循環に。
幼児期だからこその難しさ
親の関りが重要なのは “次男が幼児だったから” という理由も大きいと思います。
現在小学4年生の次男は、
- 自分のペースで
- 自分の興味に合わせて
学習できるようになりつつあり、今ならZ会のテキスト学習も十分アリ だと感じています。
市販のテキストを何冊も買って結局使わないより、添削もついて体系的に学べるZ会のほうが、むしろコスパは良いと感じています。
まずは教材のレベルや雰囲気を見てみるだけでも、子どもとの相性がハッキリわかりますよ。
幼児はZ会と公文どっちがおすすめ?タイプ別に解説

私の子どもたちは、長男が公文、次男がZ会と 真逆の結果 になりました。
実際に両方を体験してみて、幼児期は特に「性格・気質」によって合う教材が大きく変わると実感しました。
ここでは、実体験をもとに どんなタイプの子が公文向き・Z会向きか をまとめました。
公文がおすすめな幼児タイプ
① コツコツ繰り返すのが苦じゃない子
公文は「反復」が中心。
同じプリントを繰り返すことで力を伸ばすため、“同じ作業でも飽きないタイプ” の子は相性抜群です。
② 座ってワークができる子
短い時間でも集中して机に向かえる子は、スムーズに取り組めます。
長男は座って淡々と進めるのが得意だったので、公文が合っていました。
③ 親の時間が取りにくい家庭
幼児期は特に、親が付き添う時間が足りないと自宅教材は続きにくいです。
公文なら教室に行けば “その30分間はやる” ので、親の負担が少なく続けやすいのがメリット。
④ 数字・文字が好きな子
数字に興味がある、ドリルを見ると喜ぶなど、ワークが苦にならない子は伸びやすいです。
⑤ 先取り学習でもついていける子
公文は気づけばどんどん先へ進みます。
長男も幼児期の開始から小学校入学までにスムーズに進度が伸び、先取りが自信につながりました。
Z会がおすすめな幼児タイプ
① 好奇心旺盛で手を動かすのが好きな子
Z会は “考えながら手を動かす” 活動や体験的な課題も多い教材。
体験型が好きな子、探究心が強い子は特に楽しめます。
② 考える問題が得意な子
単純な反復よりも「考える」「観察する」「試す」といった思考力が必要な課題が多いので、頭を使うタイプの子が活きます。
③ 親が多少サポートできる家庭
Z会は自宅完結だからこそ、親の声かけが必要です。1日5分でも付き添えるなら効果が出やすい教材です。
④ 学習塾や教室が苦手なタイプ
次男のように“知らない場所・人が苦手”なタイプは、家という安心した環境で学ぶほうが力を発揮できます。
⑤ 落ち着いた環境でゆっくり進めたい子
公文のスピード感より、「じっくり考える」「毎日少しずつ」のほうが向いている子です。
⑥ 成長に合わせて学びたい子
Z会は先取りではなく“理解に合わせて深める”教材。幼児期の発達に寄り添った内容になっているので、無理のない学習ができます。
同じ親が育てた兄弟でも、公文が合う子・Z会が合う子は全く違います。
大切なのは教材の良し悪しより「その子の性格・気質・発達に合っているか」。
このタイプ別を参考に、ぜひお子さんに合ったスタイルを選んでみてくださいね。
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小学生はZ会と公文どっちがおすすめ?【レベル別・目的別】

小学生になると、幼児期よりも「目的」や「得意・不得意」によって教材の合う・合わないがハッキリ分かれてきます。
ここでは、私自身が 長男(公文)・次男(Z会)と両方経験した視点 から、レベル別・目的別にまとめました。

どちらが優れているというより、「何を伸ばしたいか」「どんなタイプの子か」で最適な教材が変わるのが、小学生からの学習の特徴だと感じています。
公文は、反復学習による基礎力の底上げや、強制力のある環境で学習習慣をつけたい子に非常に向いています。
特に計算が苦手な子や、家では集中できないタイプの子は、公文の“静かな教室で集中する空気”に助けられる場面が多いです。
長男も毎日の積み重ねで計算スピードが大きく伸び、学校の学習が安定しました。
一方、Z会は「考える力」「文章を深く読む力」を育てたい家庭に最適。
問題の質が高く、表面的な学習ではなく“考える時間”がしっかり必要なので、マイペースに取り組める子や、じっくり考えることが好きな子と相性が良いです。
中学受験の土台作りにも役立ちます。
小学生期は、得意を伸ばすことも、苦手をフォローすることもどちらも大切だと思います。
お子さんの性格 × 伸ばしたい力 × 家庭のサポート体制 を合わせて考えることで、後悔のない選び方ができますよ。
あなたのお子さんにも、きっと「ピッタリ」が見つかりますように。
兄弟で分かった教材の「後悔しない選び方3つのポイント」

- 子どもの“性格”と教材の相性を見る
- 親がどのくらい関われるかを考える
- 続けやすさ(無理なく習慣化できるか)
公文とZ会をどちらにするか迷ったとき、まず大切なのは 必ず一度「体験」してみること です。
公文は定期的に無料体験を実施しているので、国語・算数など気になる教科を試してみてください。
通ってみると、
「落ち着いて座れるか?」
「反復学習が苦にならないか?」
「教室の雰囲気が合うか?」
など、性格との相性がかなり見えてきます。
また「公文は宿題が多い」というイメージがありますが、先生に相談すれば枚数の調整が可能です。我が家の長男も10枚→3枚に減らしてもらい、無理なく続けることができました。
Z会の場合は、まず 資料請求で内容とレベルをしっかり把握 するのがおすすめです。
特に小学生では、
・いつ取り組むか
・どれくらい親が関わるか
を子どもと話し合うことで、習慣化しやすくなります。
どちらを選ぶにしても、
- 子どもに合うか?
- 親が無理なく続けられるか?
この2つを丁寧に確認することで、後悔しない選択ができるはずです。
体験して初めて見える部分が本当に多いので、まずは気軽に試してみてくださいね。
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公文・Z会のよくある質問(Q&A)

- QQ1. 公文は共働きでも続けられる?
- A
教室によって開講時間が異なるため、まずは通いたい教室に問い合わせるのが一番です。
多くの教室は夕方〜夜にかけて開いており、中には20時頃まで開講しているところもあります。
私が見た限りでは、親が送迎している家庭が多かったですが、祖父母が送迎しているご家庭もありました。共働きの場合は、
- 開講時間
- 通える曜日
- 宿題量
などを確認し、無理なく通えるかチェックすると安心です。
- QZ会の親の負担はどれくらい?
- A
幼児期は親の関わりが必要で、特に最初は負担に感じやすいです。
私自身、当時はほぼワンオペ+外で短時間労働で余裕がなく「できないことが続くストレス」を感じていました。
でも今振り返ると、- 時間の余裕がない
- 学習環境が整っていなかった
など、“教材のせいではない要因” も大きかったと思います。
テキストとペアゼットは親子で一緒に進めるものなので、
「1日5分だけ一緒にやる」くらいの気持ちで構えるとグッと楽に続けられます。
- Q公文は発達特性の子にも合う?
- A
ケースバイケースですが、工夫次第で続けられるお子さんも多いです。
例えば、ワーキングメモリーが低い子には、- やることをカードに書いて机の上に置く
- 学習の順番を見える化する
などの工夫が効果的でした。
気になる場合は、実際に通いたい教室の先生に相談するのが一番確実です。
特性に理解のある先生だと、最適な進め方を提案してくれます。
- Q公文とZ会を併用するならどうすればいい?
- A
併用は、お互いのデメリットを補える良い方法です。
ただし、子どもの負担が増えすぎないことが大前提。我が家では長男が
- 公文
- チャレンジタッチ(進研ゼミ)
を併用していましたが、結果的にキャパオーバーとなり、チャレンジタッチはほぼ手つかずに…。
この経験から、
「併用=正解」ではなく、“その子の余力” を最優先することが大事だと感じました。
併用する場合のコツは、
- 公文=基礎学習
- Z会=思考力・体験学習
のように役割を分けること。
まずは様子を見ながら、無理なく続けられるペースを探すのがおすすめです。
まとめ:結局、Z会と公文どっち?兄弟で違ったからこそ言えること

結論として、「公文とZ会、どちらが絶対に良い」という正解はありません。
実際に、我が家では
- 長男は公文が合って習慣化
- 次男はZ会のほうが無理なく続きそう
というように、兄弟でも全く違う結果になりました。
結局は“性格”と“家庭環境”がすべて
同じ家で育っていても、
- 集中力のタイプ
- コツコツ型か? マイペース型か?
- 親がどれくらい関われるか
によって、合う教材は大きく変わります。
公文が向く子・Z会が向く子ははっきり分かれる
公文が向く子
基礎固めをしたい/計算力を伸ばしたい/環境の強制力があったほうが頑張れる子
Z会が向く子
文章力・思考力を伸ばしたい/マイペースに取り組みたい/家庭学習で関わりたい家庭
どちらにもメリット・デメリットがあるので、「我が子が無理なく・長く続けられるか」 が最も大事です。
無理なく続けられる教材を選ぶのが一番
習い事も教材も、続かなければ中途半端になってしまいます。
公文の先生が言うには、結局のところ習ったところしか覚えていないということ。
完璧にやる必要はなく、“その子の負担にならないライン” を基準に選ぶほうが、結果的に伸びていくと感じています。
悩んだら、資料請求や無料体験で“子どもの反応”を見るのが確実
実際に触れさせると、子どもの「表情」「食いつき」がはっきりわかります。
- 公文:定期的に無料体験があり、教室の雰囲気やレベルがわかる
- Z会:資料請求でサンプルが届き、内容や負担感をすぐ確認できる
迷うより、まずは ちょっと試してみる のが一番の近道です。
兄弟でも違って当たり前。
だからこそ、“その子にとってベストな方法” を柔軟に選んであげるのが一番だと思います。
私自身、次男には
公文 → Z会 → 市販テキスト → チャレンジタッチ → また市販テキスト…
と試行錯誤しまくっています(笑)
でもそれでいいんのではないでしょうか。
「我が子にはこっちのほうが合ってるな」 と感じたほうから、まずは気軽に体験してみてください。
公文はタイミングによって無料体験がないこともあるので、迷ったら、まずは Z会の資料請求からスタート するのもおすすめです。
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