朝、家を出たあとに気づく。
「上履き、持った?」
「連絡帳、入ってる?」
そのたびに不安になって、結局あとから 「また忘れ物してる…」 と知る。
何度言っても改善しない。
正直、イライラしてしまうのも無理はない と思います。
私も、
「なんで毎日こんなに忘れるの?」
「ちゃんと確認したよね?」
と、つい強い口調になってしまうことが何度もありました。
でも、あとから自己嫌悪。
怒りたいわけじゃない。
ただ、どうすればいいのか分からなかった だけなんですよね。
忘れ物が多いのは、「やる気がないから」でも「だらしないから」でもなかったと、あとから分かりました。
この記事では、
- 忘れ物が多い子どもへの現実的な対策
- 放課後デイや学校で実際に行われている方法
- 親が少し楽になる考え方
を、体験をもとにお伝えします。
「今日も怒ってしまった…」
そんな日の夜に、そっと読んでほしい内容です。
忘れ物が多い子への現実的な対策

忘れ物対策というと、「気をつけさせる」「何度も言う」になりがちですが、正直それだけではうまくいきません。
というか何度も言うことで、イライラが増加してしまいます。
そして最終的に行きつくのが、怒るという行為。
そこでここでは、実際に私が試してみて「これは助かった」と感じた対策を具体例とあわせてご紹介します。
① チェックリスト・メモはかなり有効
実際、放課後デイではチェックリストを使って対応しています。
放課後デイでは、
- 持ち物を文字で見える化
- 一つずつチェックしながら確認
という方法を取っています。
これは家庭でもそのまま使えます。
✔ 朝に「持った?」と聞くより
✔ メモを一緒に見ながら確認する方がスムーズ
口頭だけの指示は抜けやすいですが、目で見て確認できると、子どもも意外と覚えています。
② 学校からの忘れ物は「連絡帳に書く」
たとえば宿題を続けて忘れたとき、
「○○を持って帰る」
「先生に○○を伝える」
といった一言を、親が連絡帳に書くだけでも意外と効果があります。
「どうせ忘れるし…」と思いがちですが、実際には親が書いた内容を覚えていることも多いんですよね。
口頭で何度も言うより、文字で残したほうが子どもに伝わりやすいケースもあります。
持って帰る物リストとして、
ランドセルの時間割表を入れるところに貼っておくのもおすすめです。
我が家では、「今日持って帰るもの」を簡単に書いたメモを入れていました。
最初はメモを見ながら確認していましたが、友達に見られるのが恥ずかしかったようで、そのうちリストがなくても自分で持ち帰るようになりました。
「忘れないように管理されている」ではなく、本人の意識が少しずつ育つのが、この方法のいいところだと思います。
③ 先生との連携は遠慮しなくていい
忘れ物が多い場合、
- 先生に事情を共有する
- メモやチェックを手伝ってもらう
これもとても大切です。
「親が全部やらないと」と思いがちですが、学校・放課後デイ・家庭で同じ対応をする方が、子どもは混乱しません。
このように、忘れ物が多い息子は口頭より「一緒にやる」「見える形」が合っていました。
- 口頭で言う → うまくいかない
- 一緒に確認する
- メモを渡してチェックしてもらう
この方が圧倒的にスムーズでした。
同じ学年の保護者とつながっておくと、本当に助かる

忘れ物対策として意外と心強いのが、同じ学年の保護者とのつながりです。
連絡先を交換しておくことで、
- 「今日の宿題って何だっけ?」
- 「持ち物、〇〇ってありましたか?」
といった確認ができ、忘れ物に気づいた時のリカバリーがしやすくなります。
実際、宿題を忘れてしまっても、写メを送ってもらって内容を確認できたことで、「結局何もできなかった…」という事態を防げたこともありました。
最初は
「毎回こちらから聞くのは申し訳ないかな…」
と不安に感じるかもしれませんが、意外とお互い様なことが多いです。
・今日はうちが聞く
・別の日は相手が聞いてくる
そんなふうに、自然と助け合いの関係ができることも。
私自身も、罪悪感を感じる場面はほとんどありませんでした。
忘れ物を「親の責任」だけで抱え込まず、頼れるところは頼るという選択肢を持っておくだけで、
親のイライラもかなり軽減されます。
それでも忘れ物にイライラして、怒らないのは正直むずかしい
正直なところ、

と思う日もあります。
その状態で「怒らないようにしよう」というのは、かなりハードルが高いです。
だからこそ、
- 怒らない努力より
- 怒らなくて済む仕組みを作る
これが一番現実的だと感じています。
まとめ|忘れ物は「仕組み」と「パターン」でラクになる

子どもを観察していると、忘れ物をするタイミングには意外とパターンがあることに気づきます。
たとえば、
・荷物が2つあると、どちらか片方を忘れやすい
・家を出る直前に話しかけると、持っていく物を忘れる
などです。
このパターンが分かってくると、そのタイミングで声をかけるだけなので、意外とラクになります。
・全部持っているかを一緒に確認してもらう
・「これを持ったね」と手に持って確認してから話しかける
・学校へ行くまでの流れをルーティン化する
これだけでも、忘れ物の頻度はかなり変わりました。
子どもをよく観察すればするほど、「この後忘れるな…」とパターンは読めるようになります。
……とはいえ、
そこにたどり着くまでがイライラするんですけどね。
そればっかりは、もう仕方ない(笑)
