「公文を始めたけれど、うちの子には合っていない気がする…」

そんな悩みを抱えていませんか?
公文は全国的にも人気の学習法ですが、どんな子にも合うわけではありません。
実際にわが家でも公文を経験しましたが、子どもの性格や学習スタイルによって向き不向きがあると感じました。
この記事では、
- 公文が合わない子の特徴
- よくあるつまずきポイント
- 他の学習方法を検討する目安
について詳しく紹介します。
わが家が感じた「公文が合わない子」の特徴

実際に子どもが公文に通って「向いている子」と「合わない子」について思ったことがあります。
ここでは、わが家の経験から感じた公文が合わない子の特徴を紹介します。
① 反復学習が苦手な子

わが家の子どもも、何度も同じ内容のプリントに取り組むことがあります。
本人からすると、
「またこれ?」
「前もやったのに」
という気持ちが強かったようで、実際に泣きながら
「公文に行きたくない」
と言ったこともあります。
わが家は結果的に乗り越えられましたが、正直ここで挫折する家庭は多いと思います。
「また同じプリント?」
「いつになったら次に進めるの?」
そんな気持ちが積み重なり、公文そのものを嫌になってしまう子もいます。
公文は向いている子には大きく伸びる学習法ですが、反復学習が強いストレスになる子には苦しい時間が続くこともあります。
特に、新しいことに挑戦するのが好きな子や、同じ作業を繰り返すのが苦手な子は、公文の学習スタイルが合わないと感じるかもしれません。
② 塾という環境そのものが苦手な子

これはわが家の次男がまさにそうでした。
公文の内容が嫌というより、下記のように塾自体に苦手意識がありました。
「教室へ行くこと」
「静かな環境で勉強すること」
また、
- 家の方が集中できる
- 自分のペースで取り組みたい
- 人が多い場所が苦手
というタイプの子もいます。
学習内容だけでなく、「学ぶ場所との相性」も意外と大切だと感じました。
③ 先取り学習が苦手な子

公文は学校の授業に合わせて進めるというより、実力によってはどんどん先取り学習に取り組む学習スタイルです。
算数では、先生が細かく教えるというよりも、例題を見ながら自分で考えて進める場面も少なくありません。
そのため、
- 学校で習ってから理解したい
- 授業の復習をしたい
- 説明を聞いてから解きたい
という子には難しく感じることがあります。
学校準拠で学びたい子は、公文より通信教育や家庭学習の方が合うケースもあります。
実際にわが家でも、公文と家庭学習の違いが気になり、Z会と比較しながら検討しました。
同じ「学ぶ」でも、公文とZ会では学習スタイルや親の関わり方に大きな違いがあります。
▶ Z会と公文どっちがおすすめ?兄弟で両方経験した我が家の結論
④ 親のサポートが難しい家庭

公文は「子どもが自分で進める教材」と言われますが、実際には壁にぶつかる場面が何度もあります。
特に学年を超えた内容に入ると、
・解けない
・自信をなくす
・宿題が進まない
ということもあります。
そのとき支えになるのは先生だけではありません。
家庭での声かけやフォローが重要になります。
忙しくて見守る時間が取れない場合や、親子で勉強バトルになりやすい場合は、公文自体がストレスになってしまうこともあります。
⑤ 「難しい」「戻りたい」と相談するのが苦手な子

意外と見落としがちですが、「相談する」ということは大事だと感じています。
公文では、理解が追いつかなくなったときに教材を戻してもらうことができます。
実際に、「少し戻りましょう」となることも珍しくありません。
戻ることは決して後退ではなく、
・解けたという成功体験
・基礎の再確認
・自信の回復
などにつながることもあります。
しかし、
「難しいと言えない」
「困っていることを相談できない」
タイプの子は、苦しい状態を抱えたまま進んでしまうことになります。
また、親も先生へ相談しにくい場合、「なかなか伸びない」「本人が苦しそう」という状況が長引くこともあります。
公文は先生との相談で調整できる仕組みがありますが、その仕組みをうまく活用できるかどうかも相性の一つだと思います。
わが家が次男に公文は合わないかもしれないと感じたサイン

では、わが家が次男のときに「公文は合わないかもしれない」と感じたのはなぜだったのでしょうか。
無料体験の際、特に気になったのが次の2つです。
塾へ行くことを極端に嫌がった
次男はもともと慣れない場所や集団が苦手なタイプです。
公文の学習内容というよりも、「教室へ行くこと」そのものに強い抵抗がありました。
無料体験の間は楽しく学習をしていましたが、体験後は前向きな反応は見られませんでした。
もちろん最初は緊張する子もいます。
しかし、何度か通っても強い拒否感が続く場合は、学習内容ではなく環境との相性を考えた方がよいかもしれません。
先生の指示に忠実すぎた
もう一つ気になったのが、先生からの指示の受け取り方です。
無料体験中に先生から、「間違っているところを直してきてね」と言われた場面がありました。
すると次男は、指摘された箇所だけを直して「できました」と先生のところへ持っていきました。
しかし他にも間違いが残っていたため、再び直しに戻ることに。
それでもまた指摘された部分だけを修正し、「できました」と先生のところへ行くことを繰り返していました。
私はその様子を見て、
「言われたことはきちんとできるけれど、自分で全体を見直したり、次に何をすればよいか考えるのはまだ難しいんだな」
と感じました。
公文は例題を見ながら自分で考えて進める場面もあります。
そのため、細かい指示がないと動きにくいタイプの子は、最初のうちは苦労することがあるかもしれません。
ただし、長男も最初から公文が順調だったわけではありません

ここまで読むと、「嫌がるなら公文は合わないのでは?」と思うかもしれません。
しかし実は、長男も最初から順調だったわけではありません。
公文を続ける中で、下記のような時期がありました。
- 宿題を泣いて嫌がる
- 「できない」と何度も訴える
- 「今日は公文を休みたい」と言う
- 親子ゲンカが増える
実際、この頃は

というやり取りが毎日のように続いていました。
感情的になってしまい、プリントをぐしゃぐしゃにしてしまったこともあります。
公文には「壁」と「本当に合わない」の違いがある

わが家の経験では、公文は山あり谷ありです。
順調に進む時期もありますが、必ずと言っていいほど壁にぶつかる時期があります。
特に、下記の時は苦戦しやすいと感じました。
・新しい単元に入ったとき
・学年を超えた内容に進んだとき
・計算が複雑になったとき
その時期になると、
・癇癪が増える
・宿題を嫌がる
・公文へ行きたくないと言う
といった様子が見られることもあります。
しかし、それだけで「公文が合わない」とは言い切れません。
実際、長男も大きな壁にぶつかりました。
それでも続ける中で少しずつ理解できるようになり、自信を取り戻して前へ進めるようになりました。
大切なのは、
一時的な壁なのか
それとも
学習スタイルそのものが合っていないのか
を見極めることだと思います。
公文を見直した方がよいサイン
わが家では、次のような状態が長期間続く場合は、一度学習方法を見直してもよいと考えています。

もちろん、一時的な壁なら乗り越えられることもあります。
先生に相談して教材を戻したことで、「できた!」という経験を積み、自信を取り戻して再び前へ進める子もいます。
わが家の長男もそうでした。
だからこそ、嫌がったからすぐに辞めるのではなく、一度先生に相談してみることは大切だと思います。
公文を続けるうえで本当に大切だと感じたこと

わが家が感じたのは、公文は子どもの頑張りだけで続くものではないということです。
壁にぶつかったとき、
- 「できない」
- 「やりたくない」
- 「もう辞めたい」
という時期は少なからず訪れます。
そんな時に、寄り添ってくれる人がいるかどうかは大きいと感じました。
もちろん親にも余裕がない日があります。
毎日優しく声をかけるなんて現実には難しいです。
わが家も親子ゲンカをたくさんしてきました。
それでも、子どもが壁にぶつかった時に一緒に考えたり、励ましたりする存在は必要だったと思います。
それでも改善しないなら別の選択肢もある

ただ、親がサポートしても、先生に相談しても、教材を戻しても、状況が改善しないこともあります。
✔子どもが毎日のようにつらそうにしている
✔親子関係も悪化している
✔勉強そのものが嫌いになっている
そんな状態が続くのであれば、公文にこだわる必要はありません。
勉強を続ける目的は、「公文を続けること」ではなく、
「学ぶ力を育てること」
だからです。
子どもによっては、
・通信教育
・家庭学習
・タブレット教材
の方が力を発揮できることもあります。
先ほどもお伝えしたように、先生に相談したり教材を戻したりしても改善が見られないのであれば、別の教材を検討してよい段階だと思います。
実際、わが家も「公文を続けるかどうか」を考えたときに、他の学習方法について調べたり比較したりしました。
次男が公文の次に検討した教材
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実際にわが家では、次男にZ会幼児コースを1年間取り組みました。
しかし、Z会を続ければすべて解決したわけではありません。
その後も子どもの様子を見ながら試行錯誤を続け、現在はポピーに落ち着いています。
改めて感じたのは、どんなに評判の良い教材でも、すべての子に合うわけではないということです。
同じ家庭で育った兄弟でも、向いている学習方法は大きく違いました。
ただ、公文が合わないかもと悩んだときに、最初に比較したのがZ会でした。
公文とZ会は学習スタイルが大きく異なるため、子どもとの相性を考えるうえで参考になると感じています。
| 比較項目 | 公文 | Z会 |
|---|---|---|
| 学習内容 | 反復+先取り中心 | 思考力重視 |
| 学校との連動 | 低め | 高め |
| 先取り学習 | 得意 | 普通 |
| 学習スタイル | 教室・自学自習型 | おうち学習中心 |
| 親の関わり | 見守り・フォローが必要 | やや必要 |
公文とZ会では、同じ学習教材でも重視しているポイントが異なります。
そのため、どちらが良い・悪いではなく、子どもの性格や学習スタイルによって向き不向きが分かれると感じました。
実際にわが家でも兄弟で合う教材が異なりました。
次男は、
- 教室へ通うより家庭で学びたい
- 自分のペースで学習したい
- 学校で習った内容を復習したい
というタイプだったため、家庭学習の方が合っていました。
一方で長男は、
- 反復学習でも問題ない
- 先取り学習を進めたい
- 自学自習を身に着けたい
タイプだったため、公文が合っていたと感じています。
わが家が実際に感じた公文とZ会の違いや、それぞれ向いている子の特徴については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ Z会と公文どっちがおすすめ?兄弟で両方経験した我が家の結論
「公文が合わないかも…」と感じている方は、比較材料の一つとして参考にしてみてください。
まとめ|公文が合わない子には共通する特徴がある
公文が合わない子には次のような特徴があります。
- 同じ問題の繰り返しが苦手
- 塾や教室で学ぶことに抵抗がある
- 学校で習ってから学びたい
- 宿題負担を嫌がる
- 自分のペースで学習したい
もちろん、公文で大きく伸びる子もたくさんいます。
大切なのは「人気だから続ける」のではなく、「わが子に合う学び方を選ぶ」ことです。
もし公文が合わないと感じているなら、一度ほかの学習方法とも比較してみると、新しい発見があるかもしれません。
もしかすると、お子さんは「公文が合わない」のではなく、「塾型そのものが合わない」可能性もあります。▶ Z会と公文どっちがおすすめ?兄弟で両方経験した我が家の結論
一方で、公文は合わなかったけれど、教室型の学習は続けられる子もいます。
家庭学習と教室型学習の違いについては、こちらの記事で詳しくまとめています👇

