赤ちゃんの夜泣きは、夜中に何回も起こされるママには辛い戦いです。
もちろん赤ちゃんも、泣くことで感情表現しているので、仕方ないかも知れません。
しかし、この夜泣きって一体何が原因なんだ?と夜中に苦しんでいるママもいるのではないでしょうか?
そこで今回は、夜泣きについてのメカニズムや対策についてご紹介していきます。
絶対やってはいけない対策というのもあるみたいなので、要チェックですよ📝
赤ちゃんの夜泣きで絶対にやってはいけない対策

赤ちゃんの夜泣き対策で、やってはいけないことを意識したことはありますか?

ないかも

では、夜泣きの際に避けるべき行動についてご紹介しますね。夜中に何度も起こされると、ママの体力的・精神的な負担も大きくなりかねないので、参考にしてみてください。
泣いたらすぐにあやしに行く

泣いたからといって、すぐにあやしてはダメ…って、そんなことを言われても、泣いているのだからあやさないと!

と、そう思うのがママの心理ではないでしょうか。「赤ちゃんが泣いたらすぐにあやすべき」と思いがちですが、実は逆効果になることもあるんですよ。
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究によると、すぐに対応するよりも少し待つ方が赤ちゃんの睡眠が安定する ことが分かっています。

[体験談]
長男・次男の時は、泣いたらすぐにあやしていました。しかし、それが目を覚ます原因になっていたのかも…。
長女の時は少し待つようにしたところ、寝言泣きの可能性があることに気づき、無駄に起こさずに済みました。
しかし、いきなり放置されても赤ちゃんがびっくりしてしまします。
今まで、寝かしつけをしてもらっていたのに、いきなり一人で寝ろと言われても赤ちゃんは寝ることができません。
例えば、泣く→授乳→寝かしつけ、泣く→抱っこで寝かしつけなど、寝るまでのサイクルができていると、夜中に起きた時も同じサポートを必要とするかもしれません。
そのため、就寝時の寝かしつけから変える必要があります。
お昼寝を長時間させすぎる
「お昼寝をたくさんさせれば夜もぐっすり寝る」と思っていませんか?
実は お昼寝時間が長すぎると、夜の入眠が悪くなり、夜泣きが増える ことが研究で明らかになっています。

ポイントは、決まったリズムで睡眠をとらせる習慣をつけることです。
赤ちゃんは1日に必要な睡眠を分けてとるので、寝る回数と睡眠時間を一緒に考えないことが重要になります。

1日に必要な睡眠時間をお昼寝で使ってしまうと、かえって夜泣きに直結してしまいますよ。

そうだったんだ!私は赤ちゃんが起きるまで寝かせてたよ。

最初は難しいですが、段々と子供のリズムがつかめると、夜泣きをする頻度が落ち着くかもしれません。
[実体験]
長男はお昼寝を長くさせていたら、夜なかなか寝つかず夜泣きが増えました。
次男は2歳差というのもあり、お昼寝時間が少ない分、確かに夜泣きは少ないように感じました。
保育園に1歳児から行っていたのもあるし、次男は苦労しなかったです。
早く寝かせようとする
ママやパパは、自分の時間が作りたいと思って、早めに寝かしつけようとしていませんか?
「早く寝かせればたっぷり眠れる」と思いがちですが、これは 夜泣きを悪化させる可能性 があります。
赤ちゃんの1日の睡眠量は決まっている!
ということを肝に命じながら、リズムが作れそうならば、お昼寝の時間を短くしたり、夜の寝かしつけ時間を調整するのがおすすめです。
無理に早く寝かせると、夜中に目が覚めてしまい、夜泣きにつながります。

そもそも夜泣きの原因って何だろう?

では、睡眠のメカニズムも含めご紹介しましょう。
夜泣きの種類と原因
赤ちゃんが夜泣きをするというのは当たり前だから・・・。
と、先輩ママからの話を聞いて、対応しているママもいるのではないでしょうか。
もし、夜泣きの原因がなにか分かれば、対処方法も考えられそうでは?
ということで、調べてみました📝
睡眠サイクルが未発達
睡眠には「ノンレム睡眠(深い眠り)」と「レム睡眠(浅い眠り)」の2種類があり、このサイクルが赤ちゃんは未熟なために夜泣きが起こる可能性があります。

つまり、赤ちゃんは大人と比べて、目覚めやすい時間が多く、そのため夜泣きがおきた。という可能性があるわけです。
なぜ、赤ちゃんのノンレム・レム睡眠の感覚が短いというと、睡眠が起きている時間の記憶を整理する時間という理由が関係していると言われています。
赤ちゃんは脳が大人と比べ未熟であり、起きている時間は色々なものが初めての体験です。
その刺激を、未熟な脳が処理しきれずに、結果的に覚醒する時間が多くなるという仕組みになっているようですね。
それに加え、体内時計もしっかりリズムができていない、というのも理由の一つとされています。

何かしらの不快感がある
赤ちゃんは 快適な環境でなければ、夜泣きしやすくなります。

上記は夜泣きの時の対応の一例です。
部屋の中の温度であったり、オムツが濡れているなど、なにかしら睡眠を阻害することが起きている可能性があるので赤ちゃんを観察してみてください。

育児は初めてで分からないことだらけ、だからこそ夜泣きの原因が何か探るのも大変です。「こういう風に夜泣きは起きるのだ」ということを知り、自分なりのパターンを見つけることで、慌てず対処できるようになっていきますよ。
[ワンポイント]
赤ちゃんの適温は 大人が少しひんやり感じる温度 くらいがちょうどいいです。
海外の夜泣き対応は?
海外のママたちは 夜泣きを放置している という話を聞いたことはありませんか?
実際は、放置しているのではなく「見守る時間を作る」 という考え方です。


海外では赤ちゃんを泣いてもすぐに抱っこせず、明かりをつけず、そっと寄り添いながら見守っているんだ!

必要なら軽くトントンして赤ちゃんを安心させてるんですよ。海外の対応は、赤ちゃんが自分で寝る力を育む ことができそうですね。
赤ちゃんの夜泣き対策まとめ
🎯 NG行動を避けるだけで、夜泣きは改善する可能性大!
【やってはいけないこと】
- 泣いたらすぐにあやしに行く
- お昼寝を長時間させすぎる
- 早く寝かせようとする
【夜泣き対策】
- 少し待ってから対応する
- お昼寝時間を調整する
- 寝る前のルーティンを作る
- 赤ちゃんの快適な睡眠環境を整える
育児は大変ですが、夜泣きのメカニズムを知ることで対応策が見えてきます。
ママの体力を守るためにも、パパと協力して赤ちゃんの睡眠環境を整えてみてくださいね!

夜泣きのことを知れて良かった!余裕をもって対応できそう!

まずは、赤ちゃんのお昼寝時間から見直してみるね。

赤ちゃんも個人差があるので、一概に全てあてはまるわけではありませんが、参考にして対応してみてくださいね。その子に合った夜泣き対策を探してみてね。