赤ちゃんが成長する上で、首がすわるのは嬉しいことです。
しかし、首がすわる前に悲しい事故が起きていることがあります。
万が一赤ちゃんを事故に合わせてしまった場合、責任を感じるのはパパさんやママさんではないでしょうか。
後悔も絶対すると思います。
そこで、今回は首すわり前の事故の起こりやすい事例から、その対策と首がすわる時期をまとめて、詳しくご紹介していきます。
初めて子育てをする人は、特に赤ちゃんのお世話で大変だと思いますが、頭には入れているとふとした時の行動で思い出すかもしれませんので、最後まで読んで参考にしてくださいね。
赤ちゃんの首すわり前に起きる事故の内容
産後、家に戻ってきてからほんとうの子育てがスタートします。
昼夜問わずのお世話はママにとって本当に大変なことだと思います。
しかし、大事な自分の子供が、首すわり前の事故にあう可能性があるとしたら…。
そんなことは正直避けたい問題です。
ここからは、首すわり前の事故として挙げられる内容の詳細をご紹介していきます。
ちなみに、首すわり前の子育てのポイントは下記の通りです。
・生後1か月頃までは昼夜の区別はなく授乳は泣いたら飲ませる感じ
・不快なことがあったりすると泣いて教えてくれる
・ママの声が大好き
では、どんなことに気を付けるといいのでしょうか。
枕や布団など、柔らかい素材の上で寝かせていた場合に起こってしまう事故です。
まだ首すわり前であると、赤ちゃんはコロコロと寝返りを打つこともあります。
その時に体制として、うつ伏せになることも考えられますよね。
そのうつ伏せ状態になってしまった時に、柔らかい素材の枕や布団に埋もれてしまい、息ができない状態になってしまいます。
赤ちゃんの頭は重いため、埋もれたままで寝返りが困難になる場合があるため、起こりうる事例です。
赤ちゃんが寝ている傍の高い場所に物を置いていませんか?
棚にぶつかり上から物が降ってきてケガをする恐れがあります。
軽いものならば、ケガで済むかもしれませんが、重いものであったときは、考えただけでゾッっとしてしまいます。
抱っこしている最中に、手が滑り落としてしまう。
そんな悲しい事故の事例もあります。
もちろんこの事故は、大人だけではありません。
ご兄弟がいるようなご家庭では、まだ小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいることもあります。
そんな、まだ力が弱い子供が赤ちゃんを抱っこし落としてしまった。
というケースもあります。
先ほど、「枕、布団などで息ができない」でも記載したように、赤ちゃんの窒息が最も危険です。
赤ちゃんの顔周りに、ぬいぐるみやポリ袋などを置いていると、ふとした拍子に赤ちゃんの顔にかかって窒息・・・ということも考えられます。
なので、赤ちゃんの周りには何もないようにしてくださいね。
実際にあった首すわり前に事故になったかもしれない2つのでき事
私は3人の子育てをしているのですが、これまでに子育てした中で、やはり危険な時がありました。
実際にあったことをご紹介すると。
一つは窒息の原因になっていたかもしれない出来事です。
私自身、赤ちゃんの目を離すことがなかったので、事故になっていませんが、もし私が赤ちゃんから離れていたら窒息していたかもしれません。
ちなみに、次男の時もありました。その時は、過去の出来事があったので、次男の傍にいるときにしかバスタオルを敷いて寝かしていません。
これは上の子がいる場合に、起きかける事故ではないでしょうか。
首すわり前とか関係ありませんが、赤ちゃんを床に寝かしていると、上の子が跨いだり、つまづきそうになって赤ちゃんの上にこけそうになったりすることがあります。
ベビーベッドに寝かせると安全なのですが、赤ちゃんって寂しいのか、ベッドで寝てくれなかったり、ベッドに寝かせると泣いてしまうんですよ。
で、結局床に寝かせることになるんですが、上の子に注意をしていないと赤ちゃんを踏んでしまう可能性がありますので、上の子と一緒に遊んだりして目を離さないようにしてくださいね。
赤ちゃんのうつぶせ寝の危険性
先ほどご紹介したように、赤ちゃんがうつ伏せになってしまうと枕や布団で鼻が塞がれ危険です。
しかし、それ以外にも赤ちゃんのうつぶせ寝が危険だと言われている内容があることをご存知でしょうか。
乳児突然死症候群は、元気だった赤ちゃんが睡眠中に突然なくなってしまう病気です。
特に生後2~6か月の時期にSIDSが起こりやすいと言われ、1歳以上でもなる場合があります。
推定、赤ちゃんの6000人から7000人に一人が起こると言われていますので、自分の子供は関係ないと思えない状況ではないでしょうか。
寝かせる時にうつ伏せで寝かせる方が、乳児突然死症候群になりやすいと言われていますので、気を付けてくださいね。
ちなみに令和3年の出生人数は81万1604人でした。
赤ちゃんの首すわり前の注意点
前述した主な首すわり前の事故の原因である
・落下物
・赤ちゃんを落としてしまった
という事故を防ぐため、私達が気にしなければならないポイント・予防策はどのようなものがあるのでしょうか。
先述した通り、柔らかい枕や布団を使っているとうまく寝返りが打てず息ができなくなることもあります。
そうした事故が起こらないようにするために、枕や布団は硬いものを用意すると防げる可能性がたかくなります。
実際に赤ちゃん用の布団は、硬いものが販売されているのが一般的です。
赤ちゃんはデリケートだから、優しく包んであげたい。
そんな気持ちも分かりますが、必ず赤ちゃん用の布団を用意してあげてくださいね。
棚の上はもちろんながら、フロアにもぶつかってケガをしそうなものは、必ず片付けるようにします。
赤ちゃんから目を離さないことも重要ですが、家事やトイレにもいけないのは困ってしまいますので、赤ちゃんがいる部屋は片付けをしてくださいね。
何が起こるかわからないので、極力目を離さないのが重要ではありますが、数分間目を離しても大丈夫なような生活空間作りが最優先といえそうです。
今は赤ちゃんの見守りカメラもありますので、検討してみるのもいいですし、ベビーサークルを使用してその周りを片付けるなど、工夫してみてくださいね。
子供が産まれて最初の頃は抱っこが出来ていても、成長して重くなったり、抱っこのし過ぎで腱鞘炎になるママさんもいます。
抱っこ紐というと、首が座ってからのイメージがあるかもしれません。
しかし、現在は首すわり前から使える抱っこ紐も存在しています。肩や首の負担はありますが、手首と腕で支える負担は減るため、抱っこひもの活用も視野に入れるといいかもしれません。
肩や首の負担はありますが、手首と腕で支える負担は減るため、抱っこひもの活用も視野に入れるといいかもしれません。
兄弟がいる場合、上の子も赤ちゃんを抱っこしたいという場合があります。
小さいお兄ちゃんお姉ちゃんがいるお家は、事情をちゃんと説明し、座りながら一緒に抱っこするなどして対応してみてくださいね。
私の娘も上に6歳と8歳離れたお兄ちゃんがいるのですが、首すわり前の赤ちゃんを抱っこしようとしていました。
慌てて説明し、一緒に抱っこしました(;^ω^)
赤ちゃんの首すわり時期や見分け方
赤ちゃんは首すわり前のでも事故につながる場合があります。
では、首がすわる時期はいつでしょうか。
赤ちゃんが産まれたばかりはもちろん筋力が足りないため、自力で重たい頭を支えることができません。
赤ちゃんは成長の過程で、首だけでなく体が発達し、筋力がついてきます。
一般的に上から順にすわっていくといわれています。つまり、首がすわって腰すわり、そしてハイハイって感じですね。
筋力が付いてくると、頭を支える首の筋力を使い自力で頭を起こすことができるようになります。
ただ、先程ご紹介した首すわりの時期ですが、赤ちゃんの発達により個人差が大きく現れます。
2ヶ月ほどで、首がすわったという子もいれば、5ヶ月頃で首が座ったなど、千差万別です。
この時期には、お母さんの疲れもでてきたり、首がすわらないと不安になるかもしれませんが、安心してくださいね。
気になるようでしたら、かかりつけの小児科や地域の子育て支援に相談してみてください(*^^*)
首が座った見極め方
首すわりはだいたい、生後3か月頃からですが、首がすわっているなと感じるポイントはどこでしょうか。
まず赤ちゃんの発達具合を見て、判断することになるのですが、ポイントになるのは以下の3点です。
②うつ伏せした時に頭を上げている
③縦抱きにした時に、自力で頭が支えられている
この中でわかりやすいのは、②と③で普段から赤ちゃんが生活していく中で、見かけることの多いシチュエーションです。
赤ちゃんの首すわりまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、赤ちゃんの首すわり前の事故から、首すわりの時期や見極め方について以下の点をご紹介しました。
・柔らかい枕や布団で窒息する恐れがある
・赤ちゃん用の硬い枕や布団を用意
・落下物に気をつける
・生活スペースに物を置かないようにすることで防げる
・抱っこ中に赤ちゃんを落としてしまうケースも
・首が座るのは一般的には生後3ヶ月~4ヶ月頃
赤ちゃんが成長していく上で、首がすわるのは嬉しいことではありますが、事故があるというのも事実です。
今回ご紹介した内容を参考に、赤ちゃんの事故についてもう一度考えてみてくださいね(*^^*)
敷布団代わりにバスタオルを敷いて寝かしていました。
赤ちゃんの様子を見ながら家事をしていたのですが、寝返りを繰り返したことで、バスタオルが体に巻き付いてしまいました。