怒られた時の子供の態度は違う?!笑う子供に注意!笑う3つの理由と対処は?

皆さんの子供は怒られた時、どんな態度ですか?
シュンと落ち込んでいますか?
それとも、笑っていたりしますか?
子供によって怒られた時の態度って違ったりしますよね。
特に笑う子供は、ふざけたり、怒らせるような行為をさらにしませんか??
そのような態度だと、反省していないって親は思いますよね(^_^;)
でもね。笑う子供には注意が必要です。
反省してないわけではないんですよ。
では、どうして笑うのか?
笑う子供の場合どのように怒ればいいのか。
今日は「子供が怒られた時に笑う理由」についてご紹介したいと思います。
笑う理由には3つのポイントがあります。
皆さんも子供をよーく観察してみてください。
笑うのにはきっと理由があるはずです。
こら!危ないでしょ!!
ニコニコ(*^▽^*)
何でミュー(次男)は笑うのかしら??
皆さん、こんにちは。
「はな子育て頑張ってます!」のはなです。
皆さんのお子さんは怒られた時の態度はどうでしょうか?
- なぜか笑う
- ふざけて聞いてくれない
- ふざけて叩いてくる
- さらに、怒られるようなことをする
ということはないですか?
子供がそういう態度を取った時、ママやパパはどうしていますか?
さらに怒っていませんか?
子供が泣くまで言い続けたり、大きな声で怒鳴ったりしていませんか?
それね。止めた方がいいんですよ。
怒られ慣れている子供には関係ないかもしれませんが、
子供が怒られた時にへらへら笑っているのは、「感情のコントロールができていない」だけなのかもしれません。
何故そのようなことを言うかというと、次男がそうだったからです。
私も同じような悩みでいろいろと調べたことがありました。
その経緯と後日談もご紹介したいと思います。
怒られた時の子供の態度は違う?!
まず、「怒られて笑う子供」について調べようと思った経緯をご紹介します。
それは我が家の日常生活で起きたちょっとした疑問でした。
ある日、寝る前にお片付けをしていたら、 保育園で次男が作った作品が壊れていました。
私は「壊れてしまうから、遊ばないで」って言ってたのに。
子供達が遊んで壊してしまったんです。
そう、この出来事がきっかけでした。
次男が上手に作っていた作品。
私は大切に飾っておきたかった。
壊れていたことがショックで、子供達を怒りました。
「これみて!遊ばないでって言ったのに、遊んでたからこうなったんだよ!」
「誰が遊んだの?!」
って。
すると、子供達の態度はそれぞれで違ったんです。
★:長男は「やってしまった」という感じで口をへの字で真面目に聞いている。
★:次男は落ち着きなく「ヘラヘラ」笑ってる。
遊んでいたのは知っている。
子供達2人で遊んでいたのは。
でも、 次男は怒られているっていう態度ではないんです。
確かにいつも怒られても笑っていました。
その都度、反省してないって思ってました。
だから、さらに怒ったりもしていました。
でも、それは単体だったから気付かなかったけど、2人の子供達を比べて、もしかして、 怒られて笑う子供は何か理由があるのだろうか?
もしかして、さらに怒るのはいけないこと?!
って、思うようになりそこから怒られて笑う子供について調べてみたんです。
これがきっかでした。
そして、調べて分かったことは、私の怒り方は間違っていたってことです。
では、なぜ怒られて笑うのか。
子供の理由(心理)を次でご紹介したい思います。
怒られた時に笑う子供の理由は3つ
何故、怒られた時に笑うのか?
やっぱり反省してないから?
いいえ。中には違う子もいるんです!
笑う子供の理由は 大きく分けて3つ。
笑う理由1:ショックから
親や先生に怒られて、ショックを受けている場合、 心が傷つかないように怒っている人の話を 聞いていない態度で心をコントールしているのかもしれません。
だから、 笑ってごまかしたり、落ち着きなく動いたりしているんです。
笑う理由2:恥ずかしさから
怒られている場所はどこになりますか?
お友達のいる前ですか?
もしかすると怒られて笑っているのは、恥ずかしいからかもしれません。
それは照れ笑いなんですよ。
そう!成長しているんですよ(*^_^*)
恥ずかしいという気持ちは成長の現れだと考えると、怒っているけど愛しくなりませんか?
笑う理由3:落ち着かせている
怒られたという悲しみ、恐いという思い。
そういう場合、子供は笑って心を落ち着かせようとしているんです。
私たちもストレスを感じる時、対処しますよね。
私たちはストレス発散をどうすればいいか分かっていますが、まだ幼い子供は分からない。
だから笑うんですね。
笑うってストレス発散にもなるんですよ(*^_^*)
このように考えると、子供は必死に自分を守っていたんですね。
なんだか怒る自分が嫌になりませんか?
私の場合、さらに怒ってましたから、理由をみて悲しくなりました。
同時に次男を愛しく思いました。
「そっか。自分を守っていたんだ」
「お母さんが恐かったんだね」
って思うと、 怒り方にも問題があったなと反省しています。
もう一つの理由:2019.7.6追記
その後、ミュー(次男)が旦那に怒られている姿を見て、もう一つ理由を見つけました。
それは怒っている人に『笑って欲しい』ということ。
「怒らないで笑って」と言っているのかなと思いました。
何故かと言うと、
次男がお漏らしをした時、パパと私で協力して対応していたのですが、パパは「おしっこを踏まないように」って言ったんです。
それも、すごく怒りながら。
何度も「踏むな」と怒りながら言ったんです。
でも、恐れていたことが起きました。
次男はワザと笑いながら踏んだんです。
パパはその態度にカンカンです。
さらに怒りました。
でもヘラヘラ笑いながら、 してはいけないことをしているのです。
この時に「ああ。次男はパパに笑って欲しいんだ」と気付きました。
これはダチョウ倶楽部の上島さんと一緒ですね。
「押すなよ~押すなよ~」=「押して」という意味。
あれと同じですね(´・ω・`)ウンウン
次男は「踏むなよ。踏むなよ。」=「踏んでいい」となって踏んで笑顔にしようとしたんですね。
いつもは、そうやって ふざけていると、皆が笑顔になっていたから。
でも、それも自分が怒っていたら気付かなかったかもしれません。
ダチョウ倶楽部は飛躍しすぎかもしれませんが(^^;)
怒られた時に笑う子供の対処法
では、 怒られた時に笑う子供に対してどのように怒ればいいのでしょうか?
それはとっても簡単な方法です。
そう。これです。
怒るのではなく叱ることが大事。
私はこのようなことを調べるきっかけになった出来事に、子供達が作品を壊して ショックで怒りました。
と、言いました。
怒るということは、 感情が左右して怒り(いかり)になるんですね。
そうではなくて、「乱暴に遊ぶと大事な物が壊れてしまう」ということを子供に教えることが大事だったんです。
静かに心を落ち着かせて、子供に言い聞かせることが大事なんです。
子供のために注意をする。ということですね。
叱る時のポイントは次の通りです。
★:理由が分かるように
「ダメ」という言葉だけで叱っていませんか?
それだと、子供は何故いけないのか理由が分かりませんよね?
玩具を取った時、「ダメ」だけではなく「取ったらお友達が悲しむよね。取るのはやめようね」と
”ダメ”の代わりに「●●しようね」という言葉を使うと良いですよ。
「叩いたらお友達は痛いよね?哀しいよね?叩くのは止めようね。」って。
「叩くとお友達がケガをしてしまうよ?止めようね」って。
そして、叱る時のシチュエーションは次の通りです。
恥ずかしいって思っているような場面では、ちょっと お友達から離れた所に移動してください。
そして、 2人きりになったところで注意してみてくださいね。
これも大人と一緒です。
ビジネスの場面で周りに社員がいる中で、自分が先輩に怒られる時、どう思いますか?
恥ずかしいですよね。
そして注意をする側も、そういう事を配慮して周りに人がいない所で注意をしませんか?
それと同じです(*^-^*)
怒られて笑う子供に注意!
いかがでしょう。
皆さんの 子供の気持ちが分かりましたか?
反省していないわけではないんです。
むしろ 繊細な心を持っているんですね。
反省していないからと、 怒鳴ったりしてはいけません。
ましてや、お父さんとお母さんが一緒になって怒ることはNGです。
自尊心を傷つけてしまいます。→自尊心についての記事はこちら
お母さんが怒っているのなら、お父さんは落ち着いて子供に「どうしてママは怒っているの」と、一緒になって考えてあげて下さい。
子供に寄り添ってあげて下さい。
中には怒られ過ぎて「慣れている」という子もいるでしょうが(;´・ω・)
それはまた別の問題。
しつこく言うのもいけません。
できたら褒めることも大事。
もちろん、 危険なことをしていたら「ダメ!」「こら!」で一言で表現することも大切ですが、
叱り方にも注意が必要なことが分かりました。
そして、叱った後は子供の言い分も聞いてあげて下さい。
何か理由があって行動したのかもしれません。
一方的に怒って、 笑っているから子供が泣くまで怒るっていうことは一番してはいけない行為になります。
ヘラヘラ笑う子は何故そのようなことをしたのか、 「理由」を伝えるということが苦手かもしれません。
我が家の次男がそうです。
私が一方的に怒ってしまった時、長男は自分がしたことを「これするつもりやったの!」って理由を言います。
が、次男はふざけるばかり。
で、”反省してない”って思ってしまうんですね。
もちろん理由を聞いて自分の勘違いだと「ごめん」と素直に謝ります(^-^;
そして叱った後はちゃんと子供達とコミュニケーションを取ってくださいね。
・笑っているからと反省していないことはない
・繊細な心の持ち主で、自分を守るために笑う
・両親で子供を怒らない(一方はフォローに回る)
・しつこく怒らない
・言ったことを守れたら褒める
・子供の言い分を聞く
次男の後日談:追記の続き
先ほどの「次男がお漏らしをした時の話」の続き。
そもそも、私たちは何度も「トイレに行こうね」って言っていましたが、結局せずにしてしまったんですね。
そして旦那が怒りました。
私も怒りました。←冷静でいられませんでした(;^ω^)
でも、「はぁ~」と深呼吸をして心を落ち着かせ対応しました。
旦那はまだ怒っています。
すると、やはり次男はふざけてしまったのです。
「するな」と言われている行為をしてしまったのです。(おしっこを踏むと言う行為)
もうカンカンですよね(^^;)
でも、私は客観的に見ていました。
だから気付けた もう一つの理由=「パパに笑って欲しい」ということ。
私はその後、汚れてしまった足を洗いにお風呂場に行き、その間もふざけていますが 落ち着いたトーン で「なんでしたの?」って聞きました。
「間に合わなかったの?」って。
しかし、次男は 話を逸らしてきます。
旦那が間に入ろうとしました。
すかさず「ちょっと2人になろうか」と、次男を連れて廊下へ。
廊下で2人になっても、ずっと落ち着きなくしています。
ヘラヘラ笑っています。
抱き着いたり、ふざけてパンチしてきたり(^^;)
「うんうん。分かったよ。落ち着いて」と言って次男が 落ち着くのを見守りました。
そしてもう一度「間に合わなかったの?」と聞きました。
次男は「うん」と言いました。
「そっか。じゃあ、今度はちゃんとトイレでできるように、トイレをしたくなったら早めに行こうね」と言いました。
「はい。」と次男は言いました。
恐らく「怒られて笑う子供について」調べようと思わなければ、旦那と一緒に怒鳴って怒っていたかもしれません。
けれど、次男はヘラヘラ笑ったり、ふざけるばかり。
そんな次男にさらに怒鳴っていたでしょう。
次男は傷ついたかもしれません。
むしろ 傷ついている。恥ずかしいと思っている。心を落ち着かそうとしている。
そして相手に笑って欲しいと必死なんだと思うと、とても愛しい気持ちになりました。
自分のお子さんが笑うからといって、”反省してない”って思わないように気を付けてみて下さいね。
すると、お子さんの気持ちに気付くことがあるかもしれません(*^-^*)
まとめ
長文になりましたが、最後に大切なことをもう一度ピックアップ。
★:怒られたショックから自分を守ろうとしている。
★:恥ずかしいという自尊心から。
★:感情のコントロールができず、自分を落ち着かせようとしている。
★:相手に笑って欲しい。
★:繊細な心の持ち主で感受性が豊か
★:怒られてショックを受けるほど優しい心の持ち主
★:怒るのではなく”叱る”・”諭す”・”躾ける”
★:怒る時は理由を言う
★:両親が一緒になって怒らない
★:子供の言い分をしっかりと聞く
ダメではなく、「○○しようね」という言葉を意識しよう(*^-^*)
そっか。ミューは一生懸命、自分を守ろうとしてたんだね。
ニコニコニコ(*^-^*)