今や誰もが持ち歩いているスマホですが、親の立場になると子供に持たせるべきなのか考えてしまいます。
いつ頃からもたせればいいのか、悩んでしまう方も多いようです。
私もその一人であります。
そこで今回は、小学生の子供にスマホを持たせるべきなのか、色々な意見をもとにご紹介します。
一般的なスマホデビューはいつからで、持たせる理由は何でしょうか。
注意点についても要チェック!!
子供のスマホデビューはいつから?
子供がスマホを持つのに、これが正解といった年齢はありませんが、小学校の高学年からスマホを持たせ始めている家庭が増えています。
これは、子供がスマホを持ったことで、手軽にインターネットを利用していることが考えられます。
調査結果にはスマホの所持率も掲載されているのですが、小学生で49.8%、中学生で75.2%と、小学生は2人に1人はスマホを持っている時代になっています。
スマホをいつから持たすのかは、悩みどころではあります。
小学生であれば、高学年ぐらいから友達同士でのスマホを使ったコミュニケーションがスタートするようですよΣ(・ω・ノ)ノ!
子供にスマホを持たせる理由は?
ご家庭により様々な理由があってスマホを子供に持たせている場合があります。
どんな理由で周りの子たちは持っているのでしょうか。
理由を知ることで、子供にスマホを持たせようか悩んでいる人の参考になればと思います。
ここからは、3点の代表的な理由を詳細とともにお伝えしていきます。
小学校高学年になると、塾に通わせる機会が増えてきます。
塾に行くのが学校終わりの時間となるため、帰りも遅くなります。
スマホをもっているから必ず安全とは言い難いところもあるのですが、お迎えに行く連絡やGPS機能を使い子供を守ってあげられる。
そんな安心感もあり、スマホを持たせているようです。
「小学・中学・高校などの合格の記念に、スマホを持たせた。」という家庭も多くいます。
この場合は、色々な意味があって渡したというよりも、ご褒美としての要素がとても強い印象です。
仲間外れは、学校生活においてイジメの原因になる大きな問題にもなりかねません。
「あの子が持っているから私も欲しい」というのは子供のおねだりでもありますが、持っていないことで仲間外れにされてしまう。
学校にもよるので全てにいえるという訳ではありませんが、「自分の大事な子供がスマホを持っていない。」という理由だけで、イジメられるのであればスマホを持たせるという考えの家庭もあるようです。
小学生にスマホを持たせるのは早い?
前述でお伝えしましたが、小学生でのスマホの所持率は5割ほどとなっています。
地域差にもより、多少前後しますが今や小学生がスマホを持つのは当たり前になっているようです。
まだ小学生には早いと思う人も多いと思われますが、実際小学生はどんなことにスマホを使っているのでしょうか。
小学生が主にスマホを使って行うことは、ゲームをすることが上位を占めています。
次に多いのが、動画視聴でYou Tubeなどのバラエティ豊かな内容を見るといった理由です。
ただ、これだけの理由を聞くと、「スマホはおもちゃではないからいらない!」と思ってしまいそうです。
しかし、現在You Tubeでは学習系の動画も多数投稿されています。
学校の授業よりも分かりやすいと評判の動画もあり、タダで学べることから親の支持を受けています。
スマホを持たせるのに、早い遅いといった議論はあるものの「子供にスマホを持たせて、どうしたいのか」と、理由をしっかり決めることが大切になるのではないでしょうか。
親もスマホをただ嫌うのではなく、スマホを持たせるメリットをしっかり調べておくことも大事といえそうです。
小学生にスマホを持たせる場合の注意点
では、子供にスマホを持たせると決めた際、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?
小学生などの自分の子供にスマホを持たせる場合の注意点について調べてみました。
スマホの検索で、簡単に有害サイトへのアクセスができてしまいます。
親からの説明が必須ではありますが、有害サイトへのアクセスできないようにすることが重要です。
フィルタリング機能とは、青少年を違法や有害情報といった犯罪にかかわるような接触から守り、安心・安全にインターネットを利用することができるサービスになります。
家庭のルールによってカスタマイズもできるようになっているので、スマホを申し込みする際には、必ずつけるようにするといいですね。
スマホでは色んなゲームアプリがあります。
基本的なプレイは無料でプレイ可能でも、強いキャラクターやアイテムを手に入れるには課金が必要になる場合があります。
スマホのゲームは、お金を出して特定のアイテムを買うのとは違い、どんなアイテムかは運次第のゲームが大半です。
欲しいアイテムが出るまで課金することになると、高額になってしまう場合があり、こうした高額な課金による問題は、ニュースでも取り上げられることもありました。
ゲームにどうしても課金したい場合は、アカウントにクレジットカードの登録をするのでなはなく、プリペイドカードを購入し、利用することをオススメします。
学校の友達同士のやり取りとは違い、世界中どんな人でも交流のもてるのがSNSとなっています。
気軽に人と話せる半面、怪しげな人との交流が簡単にできてしまいます。
親の知らないところで、子供が知り合った人と実際に会い事件に巻き込まれたというケースは、ニュースでも何度か目にしています。
男女関係なく、そんな怖い思いはさせたくありませんし、親としても心配になります。
それを防ぐには、必ず親も見られるようにパソコンなどの別の端末でもアカウントを同期させていることが大切です。
スマホの画面から発せられるブルーライトは浴びすぎると、視力の低下に繋がります。
夜間の暗いところでのスマホ操作はもちろんのこと、ブルーライトカット用のメガネを買うのも良いのですが、夜間の時間に利用をする場合、必ず時間制限を設けるようにすることが大切です。

ちなみに、スマホの時間制限をするアプリもあり、利用前にインストールしておくと良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、子供のスマホデビューについて以下のようにご紹介しました。
・スマホをもたせた理由で多いのは塾や学校の事情
・スマホを持たせるのに早い遅いは無いが必ずルールを決める
・有害サイトへのアクセスが出来ないようにフィルタリング機能をつける
・課金はプリペイドカードで
・時間制限で利用できなくするアプリも便利
大人が当たり前に使っているスマホは、大人でも危険な場合があります。
つまり、子供にとってはもっと危険になるということではないでしょうか。
だからこそ親がしっかり子供を守るためのルール作りや、スマホ知識を持っておくことが大切ですね!