出産経験者であっても、初めての経験であっても、陣痛は辛いイメージがあります。
乗り越えなければいけないものとは分かっていても、辛さを軽減できるのであれば、色々な方法を試してみたくもなります。
そこで今回は陣痛について
・本陣痛を緩和するアイテムをご紹介!
・本陣痛を乗り切るには
・旦那さんが出来る陣痛の間のサポート
といった内容でご紹介いたします。
最後までお読みいただければ、陣痛についての知識が深められますよ!
本陣痛と前駆陣痛の違い
陣痛という言葉に聞き覚えがあっても、前駆陣痛と本陣痛と陣痛の種類が2種類ある。というのは、出産を初めて控える方には、初耳の方も多いのではないでしょうか。
しかし、出産を経験された方であっても、そんなのあるの?
という人がいるくらい、知られていないことが多いのが実態です。
正直、陣痛自体が痛みを伴い、身体もしんどいため、どの陣痛が何に当たるのか正直把握していないのかもしれませんね。
では、本陣痛と前駆陣痛には、どのような違いがあるのでしょうか。
臨月を迎え、出産の予定日がいよいよ近づいてくると、出産へ向けた子宮収縮が始まります。
腹痛や腰痛を伴うため、感覚的には生理痛によく似ています。
とはいえ、生理痛も人によって症状は違うため、前駆陣痛も人により
・腰が重い
・身体がダルい
など、重さも内容も変わってきます。
本陣痛は、前駆陣痛とは違い痛みは何倍も大きくなり、睡眠もままならないほど、痛みが続きます。
前駆陣痛と違い、出産へ向けた本格的な動きをみせますので、痛みのリズムも徐々に短くなっていき、痛みの強さも増していくんです。
出産を経験された方の感想として
・叫びたくなる痛み
・時間が経つほど痛い
・子宮が圧迫される感覚
・お腹をぐりぐりされている
などなど、詳細な内容を知ると、出産が命がけの壮絶さを物語っています。

ちなみに、出したいって思う瞬間がきたらいよいよ出産って感じだったよ。
・前駆陣痛と本陣痛の違い
前駆陣痛と本陣痛の違いを、具体的に説明しましたが、総合的には何が違うのでしょうか?
大きく違うポイントは、陣痛の起こるポイントにあります。
痛みが起きた時間を把握すると、これは一定間隔だから本陣痛かも?と意識的に把握ができるということになります。
だいたい、20分間隔がきたらとか、助産師の人に言われたりすると思うよ(*^^*)
私が経験した出産の流れ
臨月が来ると、妊婦検診も一週間ごととなってきます。
その際に、陣痛の感覚について助産師さんに教えてもらえると思いますが、基本的には以下の感覚で連絡です。
私が3人目の時は20分間隔と言われていましたが、妊婦検診で子宮口が開いており、夕方再診して入院となりました。
入院後、適度な運動をして、陣痛を促すようにしていました。
5日間入院することになったのですが、その間はずっと前駆陣痛でした(;’∀’)
出産当日は破水し、分娩室へ移動。
その後、体制を変えたりして陣痛の痛みが酷くなり、出したいっと思った瞬間に助産師を呼び出産となりました。
本陣痛の痛みを緩和するアイテム
本陣痛の痛みを少しでも緩和するため、準備して持参したいアイテムがあるのでしょうか?
ここからは、出産経験者の意見をまとめて、陣痛のときに役立ったアイテムをご紹介していきます。
夏は冷房が効いており、冬は寒いことから足先が冷えると感じる方が、持参して良かったと思ったアイテムです。
という人もいらっしゃいます。
逆に、陣痛中とにかく暑かった!
という人が、持参して良かったと思ったアイテムです。
もちろんながら、陣痛中に自分で扇げるような状態ではないので、パパやお父さんお母さんに扇いでもらい、少し楽になったとの意見がありました。
私も暑くて仕方なかったです。

出産後も体が火照ったので、うちわを持ってくればよかったと感じました。
テニスボールは、一度は聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
お尻のあたりをグリグリと押しあて、息を吐くことにより、いきみ逃しをすることができます。

産婦人科によってはテニスボールを置いていてくれたりします。
髪が長い人は、うっとおしくて仕方がない。
と思う人もいたようで、陣痛中に「髪の毛切っとけばよかった…」という意見も見受けられました。
少しでもストレスを減らすために、あると便利なアイテムかもしれませんね。

授乳の時も髪が邪魔になるのであるといいよ。
本陣痛の痛みを乗り切る方法
本陣痛が来たときに、いちばん大変なのは「いきみ逃し」と言われています。
まだ子宮が開いていない状態で、いきんでしまうと産まれてくる子供が苦しい思いをしてしまいます。
そんな、いきみ逃しや陣痛の痛みを乗り切る方法を経験者の意見を参考にご紹介していきます。
痛みからどうしても、ハァハァとした短い呼吸が続いて、身体に力が入ってしまいます。
意識的に深呼吸をすることは、リラックス効果もありますし、酸素をきっちり体に入れることができます。
深呼吸は、吸うことが大事なイメージもありますが、実は逆なんです。
空気を出しきることにより、肺に自然に空気を取り込むことができます。
空気を出すこと意識的に、深呼吸してみましょう。
陣痛中お腹に力を入れさせないためにも、どこかに力を出したい気持ちになります。
そんなときに、名一杯に力を逃せるように、手にタオルを持ってみたり、ボールを持つことで痛みの方向をそちらへ持っていくことができます。
中には、旦那さんの手を折ってやる勢いで握っていた方もいるようですよw
とにかくリラックスしたい、気を紛らわせたいということで、自分の好きな音楽を聴く。という人もいらっしゃいました。
好きなアーティストの応援ソングやヒーリングミュージックなど、ジャンルは様々ですが、自分が好きな曲を聴くのは良いかもしれませんね。
ちなみに、大音量でかけれない病院ばかりなので、そこだけ対策をお願いします。
楽な姿勢をとり、ひたすら耐える。
というストロングスタイルな経験者の方がいらっしゃいました。
とはいえ、楽な姿勢を早めに見つけることは、長時間の陣痛を耐えるベストなのかもしれません。
陣痛の間旦那ができることは何?
出産経験者のママさんたちが、旦那さんにされて嬉しいサポートの声もチラホラと見かけます。
コロナウイルスの関係もあり、現在は立会いが難しくはなっているのですが、それでも立会える時に何をしてもらったら嬉しいのか、一覧でご紹介します。
・痛みを紛らわすための会話
・給水のサポート
・腰をさする、押す
・手を握る
とにかく、陣痛に対して一人で心細い部分を旦那さんがサポートすることが大事といえそうです。
・病院の手続き
・親戚や両親への連絡
・出産後の流れの確認
出産後に備えて、事務的な仕事のサポートも、旦那さんの大事な仕事です。
命がけで産む、奥様の代わりにサポートしましょう。
ちなみに、逆に陣痛のときにされてガッカリした声もあるので、ご紹介します。
・寝てる
・自分よりもパニクる
・ボーッとしてる
・頑張れの声援
・触ってほしくない所を触られた
などなど、実際には不満が多めですw
ただ、その時は奥様は必死に戦ってますから、旦那さんは大きな心で許してあげてくださいね。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、陣痛の種類から対策について、細かくご紹介しました。
痛みを緩和させるアイテムもご紹介しましたが、人により何が辛いのかは、本番になってみないと分からないこともあります。
対策は練れるだけ練り、立ち向かっていくことが重要です。
旦那さんも、他人事ではないのでしっかりサポートしてくださいね!