4歳児の次男が言葉が幼いと感じ、保健師に相談しました。
発達具合を見るため、検査を受けたのですが、その時に次男の発達で聞きなれない言葉が…。
それが「言語性短期記憶力」です。
言語性短期記憶力とはなんでしょうか。
私が保健師の方に言われた内容、実体験をもとにご紹介します。
検査の内容も合せてお伝えします(*^_^*)
言語性短期記憶力とは?意味や症状とは
次男は2015年生まれになります。
2歳児の頃は口達者だな…と思うくらい良くしゃべっていました。
滑舌も悪い事から、一度保健師の先生に相談してみようと考え、通っている保育園の先生とも相談したうえで、発達具合の検査を受けることにしました。
正直、頭の中は「?」がいっぱいでした。
では、言語性短期記憶力とは何でしょうか。
意味や症状を解説すると。
になります。
人は耳から入った言葉を一時的に記憶することができます。
その一時的に記憶した言葉を基に、意見を言ったりします。
こうした症状を「言語性短期記憶力障害」と言われています。

研究報告では、初期の言葉の学習には言語的短期記憶が効果的に働くと言われています。
会話をするにあたっても、とても重要な記憶力ということになりますね。
次男は、この言語性短期記憶力が低いと言われました。
次男が保健師に言われた「言語性短期記憶力」の内容
私が保健師に言われたのは、次男の場合、言語性短期記憶力が低い可能性があるということです。
例えば、保育園で生活している時に先生から、下記のように指示されたとします。
言語性短期記憶力があれば、
という、5つの指示された内容を短期的に記憶することができ指示通りに動くことができますが、次男の場合、最初に言われた内容を記憶することができないので、行動することが難しくなるかもしれない。と、言われました。

確かに、私が言った内容を繰り返し言ってね。と言っても、理解することができず、さらに、私が言った内容も正しく言えないことが多かったです。
「えっと、何やったっけ??」
と、次男は良く言っています。
言語性短期記憶力で療育の必要性は?発達障害になるの?
次男の場合、言語性短期記憶力が低い可能性があるという話ですが、遺伝とか発達障害とかではなく、本人の性格によるものだと言われました。
生まれ持ったものになるので、どうすることもできないという話でした(;´・ω・)
しかし、注意することもあるということです。
言語性短期記憶力の子供に注意する点と接し方
次男は、言語性短期記憶力が低く、例えば先生に指示された内容を一時的に記憶することが苦手です。
そこで、保健師の方に注意されたことは、
ということでした。
次男は、記憶ができていないだけで、話は聞いているので「聞いていないわけではない」ということです。
なのに、「何で聞いてないの?」「どうしてできないの?」「言われたことをしなさい」と、怒ってしまうと、自尊心を傷つけてしまうことになります。
自尊心が傷つくと、自分に自信が持てず「自己肯定感」も低くなってしまうということです。
正直、この話を聞いて「ストン」と、過去の行動に納得いくことができました。
私は今まで、そうとは知らず怒ってしまったこともありました。
だとすると、過去の私の行動で傷つけてしまっていたかもしれない…という後悔が生まれました。
なので、日常生活で困ることはないんだそうです。
確かに、保育園に1歳児から通っていますが、先生から「次男が言われたことをできない」という話をきいたことがありません。
たまにお友達とふざけることはありますが、ちゃんとお話も聞いているようでした。
恐らく、次男の言葉が幼いなっと感じて検査を受けなければ分からないかったかもしれません。
それくらい日常的に次男が、言語性短期記憶力障害でストレスを感じていることはないのかな?と感じました。
日常生活の中で、自分の子供が何度も同じことを言わないと行動できなかったり、イメージすることが苦手そうだと感じた場合、もしかしすると言語性短期記憶力が低い可能性もあります。

少しでも子供の発達の中で気になることがあれば、保育士の方や保健師の方に相談することも大切だな。と改めて思いました。
それに、次男の場合、先生のお話を記憶している時も多いです。
「明日は、○○の日やで」
「明日は、お弁当の日って先生言ってた」
「○○ちゃんが、~って言ってた」
「先生が、○○してよって言ってた」
など、私も忘れている行事を先生に言われたよと次男から聞いて思い出すこともあります。
つまり、一概に言語性短期記憶力が低いと言っても、心配することはないのかなと感じました。
4歳児次男が発達の検査をした内容
私の次男が検査を受けた年齢は5歳4カ月頃になります。
検査をしていく上で、「言語性短期記憶力」が低い可能性があるという話を耳にしましたが、どういった検査をしたかというと。
など、沢山の事柄を検査しました。

内容は一例になるので地方によってやり方は違うかもしれません。
しかも、初めて行く場所で初めて会う人と会話をし、慣れないことをいきなりするので、子供は緊張している場合もあります。
実際、次男も緊張しているようでしたし、項目も沢山あるので途中から集中が切れて疲れていました(^_^;)
私の次男の場合、1年ほど差はありますが許容の範囲内ということでした。
まとめ
言語性短期記憶力とは、聞きなれない言葉だと思います。
私も検査をしなければ、こうした言葉は知らい内容でした。
子どもの発達に少しでも不安に思うことがあれば、一人で抱えたり放置するのではなく、保育士の方や保健師の方に意見を聞くのも大切なことだと思います。
早ければ早いほど、対応もしやすいですし、その分早く直る可能性もあります。
何もなければ、「良かった」でいいですしね(*^_^*)
私も最初は保育士の方に園での様子を聞いて悩みを相談しました。
その間、先生も次男に注視してくれるようで気が付いたことがあれば共有します。
と、言ってくださいました。
もちろん、今回検査した内容も含め保育園とは情報を共有し、次男の対応についてもお伝えしました。

今回、この記事を書いたのは、こうした子供もいるということと同じ悩みを抱えている人にこういうこともあるよ。とお伝えしたかったからです。参考になれば幸いです。