私の子供達は「ずりばい」から始まりましたが、このままハイハイせずに立つのでは?と思うくらいずっとしていました。
では、ハイハイは大事と言われますが、どう大事なのでしょうか?
- ハイハイの時期は?
- ずりばい、いきなりタッチだけではダメなのでしょうか?
- ハイハイの促し方は?
今回は、子供のハイハイとずりばいについてピックアップしました。
全然【ハイハイ】をしないけれど大丈夫?そもそもの目安はいつなのか

ハイハイまだしないんだけど、ハイハイの時期はいつ?

ずりばいだけで、ハイハイを全然しないの。

ハイハイせずにいきなりタッチしたんだけど、大丈夫かしら?
と、ハイハイについて悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
私もそうでした。
ずっと”ずりばい”で全然ハイハイをする気配がなかったんです。
まず、赤ちゃんの成長の目安を紹介すると下記の通りです。
- 赤ちゃんの成長目安(※あくまでも目安)

お座りとハイハイが逆になる子もいます。
目安は上記の通りですが、順番通りお座りもして、次はハイハイかなと思っているのになかなかする気配がない場合、不安に思ってしまいます。
ハイハイの目安の時期は、早い子で生後7、8カ月に兆しを見せる子もいるんだとか。

あくまでも目安なので10カ月を過ぎていても不安に思うことはないですよ。
ちなみに私の子供達は以下の通りでした。

このように、私の子供たちはハイハイの前にずりばいから始まりました。
腰すわりの記事は下記にて≫

赤ちゃんのハイハイが大事と言われている理由は?
育児書には「ハイハイはずりばいから始まり、腕の筋肉がつくとハイハイをし出す」と書かれています。
ところが、私の長男はなかなかハイハイをしませんでした。

健診時にハイハイを促してみたら?と言われたほどです。
では、ハイハイが大事だと言われているのはどうしてでしょうか。
赤ちゃんのハイハイは全身の筋肉やバランス感覚を鍛えることができます。
確かに、小児科の先生に言われたのは、いきなりタッチをする子はバランス感覚が鍛えられていないため、こけやすくなると言っていました。

こける時に、咄嗟に手が出せないとも言っていました。それも今では関係ないと言っている医師もいますが。
考えてみると、ハイハイは「首」「肩」「重たい頭」を支えるため色んな筋肉を使う必要があります。

胴体を支えて動くので、腕や脚の筋肉やバランス感覚が鍛えられるんだね。
つまり、ハイハイは全身運動になるということです。
いかにハイハイが成長過程で必要な動作かと言うのがわかりましたが、中には「ずりばいだけ」だったり、「いきなりタッチ」する子供もいます。
それはダメなことなのでしょうか。
赤ちゃんがハイハイをしない|ずりばいだけ、いきなりたっちではダメなの?
結論から言うと、ずりばいだけ・いきなりタッチは一概にダメとは言えません。
何故なら、赤ちゃんの成長過程にハイハイは必要ですが、子供の成長には個人差があります。
そのため、以下のような子供だっています。
・ずりばいからタッチする子
・タッチからハイハイする子
などと、成長過程の順番は様々なので、順番は気にしなくていいのではないでしょうか。
調べると、ずりばいも「脳や運動機能の発達を促す効果はある」とのことです。

つまり、ずりばい期間が長ければ、ハイハイが短くても大丈夫だと考えられます。
しかし、これは私の見解になりますが、いきなりタッチから歩きそうな場合、赤ちゃんの筋肉を鍛えるためにも、できることならずりばいやハイハイを促す方がいいかもしれません。
赤ちゃんのずりばい・ハイハイを促す方法は?
ずりばいやハイハイをせずに、いきなり歩きそうな赤ちゃん。
筋肉の発達の為にもずりばいやハイハイを促したいと思った時に、どのようにしてずりばいやハイハイを促せばいいのかポイントをご紹介します。
家の床はどのようなかたちですか?
フローリングはハイハイやずりばいがしにくい場合もあります。
マットのある場所を作ってみてはいかがでしょうか。

和室がある家庭は和室で促すのも良さそうです。
場所が整ったら、次はおもちゃなどの危ないものを片づけます。
埃もあると赤ちゃんの体によくありませんので、お掃除もしっかりすることも必要ですよ(*^_^*)
1:お部屋の掃除
2:フローリングではなくマットのある所で
3:危険な物は片づける
これらの準備ができたら、赤ちゃんにハイハイを促してみます。

促し方は「ずりばい」と「ハイハイ」で分けてご紹介しますね。
★:ずりばいを促す方法
赤ちゃんにずりばいを促す方法は、興味のある玩具を赤ちゃんの少し離れて置いてみる。
そして、玩具の高さを赤ちゃんの目線に合せて声を掛けてみます。
赤ちゃんはどのような反応や行動をするでしょうか。
赤ちゃんをうつ伏せさせようとすると、嫌がる場合もあります。
その場合は、うつぶせに慣れることから始めてみます。
なかなか前に進もうとしてもできない場合は、赤ちゃんの後ろに回って足裏に手のひらをあて、足裏でキックさせるようにしてみてください。
- 足裏キックの方法
★:ハイハイを促す方法
ハイハイを促す方法は、いくつか方法があります。
お手本をみせるため、お父さんやお母さんが四つん這いになって、ハイハイをしてみる所から始めてみます(*^_^*)

目の前でするのではなく、赤ちゃんの横でするといいですよ。
クッションを使って赤ちゃんをクッションの上にうつ伏せに寝転ばせます。
ゆっくりクッションを揺らしてみると、赤ちゃんはバランスを取ろうとします。
その行動がハイハイの練習になります。

ハイハイは先述したように、手と足を交互に動かすことで、バランスが必要になります。

実は、クッションの方法は私もやりました。
ずりばいの時に紹介したように、足の裏に手のひらを当て、足裏キックで蹴り進む練習です。
上記のようにハイハイやずりばいを促すのもいいですが、一番はやっぱり赤ちゃんとのコミュニケーションです。

赤ちゃんと楽しみながら、ずりばいやハイハイをしてみてくださいね。
注意点
しかし、ハイハイやずりばいを促す時にも注意点があります。
練習をし過ぎてしまうと赤ちゃんの負担にもなります。
無理のない範囲で練習をしてくださいね。
成長は赤ちゃん一人一人で違うものです。
無理に「ずりばい」「ハイハイ」をさせることはないと、私は思います。

いつかは立って歩くので、大きな心で見守ることも大切ですよ。
心配のし過ぎは、お母さんもストレスになってしまいます。
どうしても気になる場合は、保健師の方や小児科の先生に相談してみましょう(^^)
まとめ
これまでご紹介した内容を改めておさらいすると以下の通りです。
・ずりばい期間が長く、いっぱいしているとハイハイをしていなくても筋肉は鍛えられる
・環境づくりから始めて、フローリングの場合はマットを敷く、和室で行うなどする。
掃除をしてから、いよいよ赤ちゃんと練習をする。
・ずりばいをさせたい場合は、お気に入りの玩具を赤ちゃんの少し遠い所に置いてみる
・ハイハイの場合は、クッションを使ってバランス感覚を鍛えてみる
・赤ちゃんの足裏に手のひらを当て、足裏キックをさせることも有効
※注意点
練習のし過ぎはよくない

赤ちゃんのずりばい・ハイハイは心配になる項目ではないでしょうか。私の子供たちはずりばいもハイハイもしましたが、結局歩くのは1歳半とだいぶ経ってからになります。ハイハイしない子も周りには何人もいますので、あまり心配なさらないようにしてくださいね。