夏場に起こる肌トラブルはそのまま放置しておくと大きなトラブルに発展することもあります。
特に気を付けなくてはいけないのが発汗による乳幼児のあせもです。
そこで今回は、赤ちゃんのあせも対策に有効な薬を紹介すると共に未然に防ぐ方法について調査してきました。
赤ちゃんのあせも|薬(市販品)&おすすめスキンケア用品
乳幼児は大人よりも肌がデリケートにできているので、同じ発汗によるあせもでも有効な薬やスキンケア商品は異なるので注意が必要です。
ここからは、通販で購入できるお勧めの商品をご紹介します。
薬
池田模範堂が販売しているムヒ・ベビーは、赤ちゃんのデリケートな肌にも合うように作られています。
痒み止め特有のスーッとした感覚がなく、赤ちゃんも嫌がりません。
私も持っています(*^^*)
先ほどのムヒ・ベビーは生後1ヶ月から使用できますが、こちらの液体ムヒ・ベビーは3ヶ月からになります。
手を汚さない、液体ならではの塗りやすさが特徴です。
ユースキンあせもクリームは、乳幼児から大人まで幅広い年齢層に対応した商品です。
家族で共有できるので大人用、子供用と別々に購入する必要がありません。
先ほどご紹介したあせもクリームのパウダーバージョンです。
パウダーの配合で塗った後に白くならず、伸びが良いので素早く濡れるのが特徴になります。
痒み対策の抗ヒスタミンだけでなく、ビタミンや亜鉛など色々な成分が配合されています。
肌に優しくカサカサ、ジュクジュク状態の患部にも塗れるのが特徴です。
スキンケア
赤ちゃんは、普段のスキンケアも大切です。
おすすめのスキンケア用品も下記でご紹介すると。
アトピタのベビーローションは、ベタ付きがなくしっとりとした肌触りが手に入ります。
無香料なので、匂いで赤ちゃんが嫌がる心配がありません。
WELEDA(ヴェレダ) カレンドラ ベビーバーム 75mL おしりケア おむつまわり用クリーム 背中 首まわり やさし...
あせもの原因になるおむつのムレや肌荒れを予防できます。
お尻回り以外に全身に対応しているのが特徴です。
保湿効果の高いオーガニックシアバターを贅沢に配合した保湿クリームです。

新生児から大人まで使えるので親子で共有できます。
ホホバオイル、シアバターといった天然由来の成分が数多く配合されています。
ベタ付かず肌に馴染みやすいので、活動期の赤ちゃんにも安心して使えるのが魅力です。
弱酸性、アロマ配合と赤ちゃんのデリケートな肌に最適な商品となっています。
手頃な価格に対して内容量が多く、長く使えることで人気です。
赤ちゃん|あせもの原因
おすすめの商品を上記でご紹介しましたが、そもそもあせもの原因は何でしょうか。
人間の汗には体内にある尿酸やアンモニアが含まれていて、これらの刺激成分が皮膚に付着した状態が長く続くと徐々に炎症を引き起こします。

この炎症によって起きた肌荒れが、「あせも」です。
しかし、原因は共通しているのに、大人より赤ちゃんの方があせもができやすいと言われています。
それは、赤ちゃんは大人よりも新陳代謝が活発で、汗をかく量が多い上に体が小さいため汗腺の密度が高めとなっています。
さらに肌がデリケートで、外部からのちょっとした刺激にも反応してしまいます。
これが赤ちゃんがあせもができやすい理由です。
一般的にあせもは、発汗しやすく蒸発しにくい場所に集中してできます。
特に注意しなくてはいけないのが、下記のような場所です。
上記のように、皮膚同士がこすれやすい場所が特にできやすいとされています。

赤ちゃんの場合は、それに加え、「後頭部」「背中」「首筋」「おむつのウエスト部分」にもできやすいので気を付けなくてはいけません。
赤ちゃん|あせもの対策と予防は?
赤ちゃんのあせもは日常的なケアで予防することができます。
主な予防法は、
・通気性の良い衣類選び
・保湿
・室内温度の調節
などです。
★:こまめな着替えとおむつ交換
肌がデリケートな赤ちゃんは、汗をかいたままの状態にしておくとすぐにあせもができてしまいます。
汗をかいたと感じたらシャワーを浴びさせる、濡れタオルで拭くなどして取り除くことが大切です。
せっかく汗を取り除いても、同じ洋服やおむつを使ってしまっては意味がないので、必ず新しいものと交換して着させてあげてくださいね。
★:通気性の良い衣類選び
通気性の良い服は、発汗を抑える効果が期待できます。
特に夏場の洋服選びでは、デザインよりも機能性を重視するのがポイントです。
麻、コットン、絹などの肌触りの良い素材を選ぶと快適に過ごせます。
★:保湿
入浴は、汗と一緒に皮膚を保護する潤い成分も流れてしまいます。
潤いが失われた状態で放置をすると、乾燥による肌荒れを招いてしまうので、タオルで水分を拭き取りすぐに保湿してあげてくださいね。
★:室内温度の調節
暑さは発汗を促すだけでなく、熱中症の原因にもなります。
大人と子供では基礎体力が違うため、自分にとっては普通でも赤ちゃんには暑い場合があるので注意が必要です。
湿度が高過ぎると汗が乾くのに時間が掛かりあせもができやすくなるので、湿度40%~60%の範囲にしておくことも大切ですよ(*^^*)
対処法
赤ちゃんのあせも予防をしていたとしても、あせもはできてしまうことがあります。
私もその一人で、保湿や室温を気を付けていたのですが、ひじの内側などに赤みが出てしまいました(´;ω;`)
万が一あせもができてしまった場合は、以下のような対処が必要になってきます。
・搔きむしり対策をする
・処方薬の使用
赤ちゃんの肌の厚みは、大人の約半分程度で外部の刺激から守るバリア機能も備わっていません。
夏場の紫外線、冬場の乾燥であせもができた部分がダメージを負いやすくなります。
クリームやローション、ベビーパウダーなどを塗って悪化を防ぐことが大切です。
特に、サラサラの肌を保てるベビーパウダーは効果的と言われています。

ただし、赤ちゃんの肌はデリケートなので、必要上に塗り過ぎては余計にひどくなる場合もあるので注意が必要です。
そして、赤ちゃんがあせもの部分をかきすぎるのにも注意が必要です。
あせもができた部分を掻きむしると痒みが増すだけでなく、皮膚に細菌が入り込んで別の病気を引き起こしてしまのでそうならないために注視する必要も出てきます。
とはいえ、言葉によるコミュニケーションが取れない赤ちゃんに理解させることは難しいです(´;ω;`)
痒みが我慢できない仕草を見せた時は、濡れタオルや保冷剤で冷やして痒みを抑えてあげてくださいね。

目を離したすきに掻かないように、予め爪を短く切っておくことも忘れないようにしてくださいね。
★:処方薬の使用
市販の保湿クリームや室温調整で症状が改善しない場合は、細菌感染が起きている可能性もあります。
できるだけ早めに、小児科や皮膚科を受診して適切な処置を受けることが大切になってきます。
最初は様子を見ていて、なかなか治らないなって思ったら受診をしてみてください。
赤ちゃんがかゆみで機嫌が悪い時も受診した方がいいかもしれませんね。
私はちょうど予防接種があったので、その時についでに受診をしました。

病院で処方される薬はステロイドが含まれていることが多いため、しっかりと説明を聞いて正しい使い方を心掛けてくださいね。
まとめ
夏場に汗をかくのは自然なことだから、あせもができるのは仕方がないと諦めている人も少なくありません。
これは大きな間違いで、赤ちゃんのあせもはこまめな汗拭きや着替え、保湿などで予防できます。
肌の状態を細かくチェックして違和感を感じた時は、すぐに対応することを心掛けてくださいね。
気になるようであれば、早めに病院受診をすることもおすすめします(*^^*)