こどもの日が近づくと、春も本格的だなぁ…としみじみ感じてしまいます。
そんなこどもの日に欠かせないのは、五月人形ではないでしょうか。
男の子が生まれると、初節句といって五月人形を飾るのですが、実際自分たちで買っていいものか迷いませんか?
そこで今回は、五月人形は誰が買うべきなのか。
五月人形の相場、飾る時期などまとめてご紹介いたします。
最後までお読みいただければ、五月人形についての疑問が解決すること間違いなし!
五月人形は誰が買うのか
節句のお祝いに欠かせない五月人形。
どのご家庭でも、両親から贈られることが多いのではないでしょうか?
ただ贈る際に疑問がでるのは、父方と母方どちらから贈られるのか…ということ。
これには、答えと理由もあるのでご紹介いたします。
現代では両親と一緒に住むということは減ってきていますが、一昔前は嫁ぎ先の父方の実家でお祝いをすることが一般的でした。
節句のお祝いですから、両家ともに集まって行うのですが、そこでよく考えてみてください。
その時、父方の実家にごちそうを用意され、五月人形も準備してあった場合に母方の実家はどう思うのでしょうか?
招く方も予算的にも、準備などにも大変ですが、母方は何もできず恐縮してしまいます。

今でも、立派な五月人形を買って貰えるいい奥さんをもらったと思ってもらう意味合いがとても強いです。
これは娘や孫のために母方がしてあげられる一つなのかもしれませんね。
しかし、時代も変わり父方と母方の両親が折半で購入するケースも増えており、一概に母方でないとダメという決まったルールは無くなりつつあるそうです。
五月人形を自分で買いたい場合どう親に言う?
私もそうなのですが、「親に買ってもらわず、自分たちで買いたい」、そんなふうにおもっているご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に五月人形を買うパターンとしては
②:親が選んだものを買ってもらう
③:自分たちがお金を出し、選び買う
ではないでしょうか。
そこで、ここからは五月人形を自分たちで買いたい場合、どのように話をするのといいのかご提案します。

親としては、娘のために五月人形を買ってあげたいと思う人も多いと思います。
この五月人形は誰のために、買ってあげるのでしょうか?
それはもちろん、あなたの息子さんです。
という意思をしっかり提示する説明が、オススメです。

こんな武将のようになってほしいから、といった明確な理由があればあるほど良いですよ。
この場合は、自分たちでお金を出すのであれば、しっかり伝えましょう。
でないと、両親たちも初節句にどんなお祝いにしようか迷ってしまいます。
ご両親に経済的余裕がない場合は、ストレートに「お金が無いでしょ?」というのはさすがに親でも傷つきます。
といった五月人形ではないもので、贈り物があげれるように逃げ道を作ってあげるのが、優しい提案です。
五月人形は、1万、2万どころではなく高額なものになります。
当たり前のように買ってもらうといった気持ちは持たず、買ってもらったときには、いつでも両親に感謝を伝えられるよう準備しておくことも大切です(*^_^*)
五月人形の相場やいつまでに買うのか
五月人形を買う際に、いつ頃購入したほうがいいのか(・・?
と、そんな疑問をもっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お店によっても異なりますが、五月人形は基本的に人形屋さんが届けてくれることが多いです。
なので、配送日を決める上でも1ヶ月ほどの余裕をもっておくのがベターになってきます。
五月人形には種類があり、それによって価格が大きく異なります。
五月人形の種類は大きく分けると、4種類。
・兜飾り
・鎧着大将飾り
・ケース飾り
となっています。
五月人形の中ではスタンダードのタイプで、価格は10万円からとなっていますが、高額なものは200万円以上するものあるんです( ゚Д゚)

鎧の横には、弓や太刀を置くとより迫力が出ますよ!
兜飾りは、兜がメインになる五月人形で、価格は5万円からとなっていることが多いです。
最近は、上杉謙信や伊達政宗、織田信長といった有名武将が装着していた、兜をモチーフとしたものが人気です。
鎧を装着したお人形タイプの五月人形です。
価格は10万円からとなっていることが多いですが、値段はあまり前後しません。
片付がしやすいのも特徴で、可愛さも相まって人気の種類です。
鎧や兜がケースに入ったものになり、そのまま飾ることができます。
価格は3万円からで、片付けが楽で通年を通して飾っているご家庭もあるようです。
私もこのタイプを購入しました。

人形タイプは夜に視ると恐いかと思って…汗
五月人形はいつから飾るのか
五月人形を飾りだすのは、春分の日から4月の中頃までの間が良いと言われています。
春分の日は3月20日なので、3月の終わりからが、飾りはじめる時期ということになりますね(*^_^*)
ただ春先は地域により天候が安定しないこともあるので、晴れた日に出してあげると気持ちのいいものではないでしょうか。
これは一夜飾りと呼ばれ、急に出しては神様に対して誠意がないと思われてしまうからだそうです。

初節句なら尚更、準備が必要ですし、早めに五月人形は出してあげてくださいね。
こどもの日が終わり、五月人形を片付けるのは梅雨に入る前5月の中頃までにするといいですよ。

片付ける際も晴れたお天気の日がオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は五月人形の相場から、出す時期までご紹介しました。
内容のポイントは下記の5点です。
・自分で買う場合は、違う提案を親にする
・人形には種類があり、平均相場は10万円ほど
・五月人形を出すのは3月中旬頃
・五月人形は前日に出すのはNG
初節句は息子さんの成長を願う大事な日ですよね。
買う際はしっかり両親と話をし、特別な思い出になるようにしてくださいね。