3月のひなまつりに、華やかに飾られた雛人形は本当にきれいですよね。
そんな春の始まりを告げる、ひなまつりが終わり雛人形を片付けるときに
「あれ?片付けるときはどうしたらいいんだろ?」
そう思ったことはありませんか?
そこで、今回は雛人形をしまう際のポイントと、片付ける時期はいつなのかについて、まとめてご紹介します!
最後までお読みいただければ、雛人形の片付けと雛人形についてより興味をもっていただけますよ。
雛人形のしまい方で簡単な収納方法は?
雛人形は細かな部分も多く、収納に手間取り大変ですよね。
人形も丁寧に扱わなくてはいけないし、付属の装飾品も多く、次回使うときにはわからなくなってしまいます。
そこでここからは、簡単に収納できる方法を紹介するので、是非参考にしてください。
まず、雛人形をしまう際に気をつけなければならないことを下記にまとめました。
・面紙を使い顔を保護する
・袋に雛人形をいれる
この中で全てやっている人は問題ないのですが、以外にも知らないという方も多いのではないでしょうか。
雛人形のホコリをとるのは、付属のハタキなどを使い丁寧に払ってあげてください。
面紙というのは、雛人形の顔の周りを保護するための紙のことで、奇麗なティッシュを使うがオススメです!

ここまできたら、元々雛人形の入っていた袋にいれて収納の準備は完了です。
雛人形の収納する際には、付属品も多く次回出す際に見付からず、苦労することがあります。
コンパクトに収納するのも大事ですが、どこに何があるか分かるようにしたいですね(*^_^*)
そこで、ここからは簡単に雛人形を収納するコツをご紹介します。
押し入れに入る高さであれば、押し入れにも入れられて一石二鳥です。

付属品の名前を書いて保存できるし、空気も当たらないため酸化を防ぐことができます。
収納の仕方ですが、まず、ケースに雛人形を詰めていきます。
ここで空きのスペースができると思いますが、このスペースには詰め紙をします。

新聞紙などを使う方もいますが、インクがつく可能性もあるため無地が理想です。
きっちり人形が詰まった状態になったら防虫剤をいれて完了です。

ケースの前には、どの人形が入っているのか、シールなどに書いておけば次回困ることはないですよ!
雛人形はいつまでに片づけるのが正解なのか
雛人形を飾る時期は、2月4日頃(立春から)から2月中旬頃といわれています。
これは、春の訪れた立春からひなまつりへ向けて準備するのが良いといわれているから、なのですが…片付ける時期はいつがいいのか、イマイチ分からなくなりませんか?
遅く片付けると、嫁に行くのが遅くなる。
なんてこともいいますが、本当はいつ頃がベストなのでしょうか?
先ほども言いましたが、この言い伝えってよく聞きますよね。
実は本当に遅れてしまう訳では無いんです。

なので、ずっと出していても婚期が遅れるということはありませんので、ご安心ください。
では、片づける時期はいつ頃がいいのでしょうか。
啓蟄(けいちつ)の日というのは、二十四節気のことで3月6日あたりのことをいいます。
特に決まりは無いのですが、啓蟄(けいちつ)の日は、冬ごもりをしていた生き物たちが、春の暖かさを感じ動き出す日といわれています。
と、ここまで片づける時期についてご紹介しましたが、結論をいうと、カビの影響が少ない晴れた日であればいつでも、問題はないんです。

梅雨をむかえる前までには、最低でも片付けるようにしてくださいね。
雛人形をしまう時の注意点
雛人形をしまう際には、注意しなくてはならないポイントがあります。
ここからは雛人形の保存期間は長持ちさせるための方法をご紹介いたします。
雛人形がカビないために湿気が少なく、風通しのいい場所がオススメです。
空気が溜まっている場所だと、湿気が溜まりやすく、カビの温床になってしまいます。
水回り近くに収納することは避けて、湿気の溜まりにくい、クローゼットや押し入れの高い位置に収納するといいですよ。
雛人形を収納するスペースが温暖差が激しい場合、雛人形の歪みや塗装剥げの原因になってしまいます。
日光などに当たると、衣装の変色や傷みに繋がるので、日光が当たらない温暖差の少ない場所へ収納してくださいね。
これまで何度も記載していますが、雛人形を収納する際には、カビ防止のため乾燥した晴れの日がオススメです。
湿度が高いと、収納する箱やスペースに湿気をためこみやすくなってしまいます。
日柄もありますが、気をつけておきたいポイントです。
次回取り出すときは、約1年後になります。
その間に、着物に穴が開いてしまうことがよくあります。
所謂、虫食いですね( ̄▽ ̄;)
取り出してこまめな虫干しが手間であれば、防虫剤を入れておくと安心ですよ(*^_^*)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、雛人形のしまい方のポイントをおさえていくつかご紹介しました。
しまうのが遅くなっても、お嫁にはいけるんですね。
日柄は関係なので、天候を見て雛人形に極力ダメージが無いように保存してくださいね。
①:雛人形のホコリをとる
②:面紙を使い顔を保護する
③:袋に雛人形をいれる
用意するもの
・衣装ケースや引き出し式カラーボックス
・密封できるジッパー(酸化を防ぐ)
方法
①:ケースにひな人形を詰める
②:空きスペースに詰め紙をする(無地がおすすめ)
③:防虫剤を入れる
・啓蟄(けいちつ)の日で、だいたい3月6日頃
※カビの影響の少ない晴れた日であればいつでも問題ない
①:湿気が少なく風通しのいい場所にしまう
②:日光の当たらない寒暖差の少ない場所にしまう
③:天気のいい日に片づける
④:防虫剤を入れるのもおすすめ